2015年6月17日水曜日

■皮膚潰瘍治療の基本的な考え方

褥瘡治療には、処置だけでなく、
・薬剤
・創傷被覆剤
・体位交換
・マットレス
・栄養状態
・血流
などいろいろな要素が必要になってきます。

【皮膚潰瘍治療の基本的な考え方】
①壊死があれば除去を図る(外科的切除・外用剤主体)
・特に浸出液の多い壊死は積極的に!!
・乾燥している壊死は少し待ってもいい場合もあります。
・血流障害による潰瘍は、触らないほうがいい場合もあります。
②感染があれば対策を図る(外用剤主体)
③1,2が軽快したら肉芽形成促進を図る(創傷被覆剤・外用剤)

全ての時期において創の清浄化に努めることが、重要なんです!!

創傷治療の基本コンセプトは、
■傷を乾かしすぎないこと。
■傷を湿らせすぎないこと。
■消毒しないこと。


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