2018年1月25日木曜日

■話し方の基本:態度&話の構成チェックリスト

■話し方の基本:態度チェックリスト
1.大きな声で、はっきり話している
2.ゆっくり、ちょうどよい速度で話している
3.目配り(アイコンタクト)をして話している
4.話す姿勢、態度がきちんとしている
5.表情・笑顔を意識して話している
6.抑揚やメリハリをつけて話している
7.手振り、身振りが邪魔になっていない
8.『あのー』『えー』などの言葉癖がない
9.区切りで、23秒の間を取っている
10.全体的に好印象の話し振り
 

■話し方の基本:話の構成チェックリスト
1.事前準備は入念にしている
2.前置きが長くならないようにしている
3.内容を整理してから話すようにしている
4.話す内容を自分自身が十分に理解している
5.相手の理解度に応じて話している
6.言いたいことを、一言で表現している
7.言いたいことと理由をワンセットで話している
8.短い時間で簡潔に話している
9.内容が抽象的にならないようにしている
10.最後に言い訳を言わないようにしている


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薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

■イメージトレーニングの練習

腹式呼吸をしながら、言葉を読んだあと目を閉じて5秒かけてそのシーンを脳裏に描きましょう。
1.   家族の顔
2.   レモン
3.   温かいシャワー
4.   冷たいプール
5.   うなぎのにおい
6.   大好きなアイスクリームの味
7.   飛行機の爆音
8.   花火
9.   太ももを思いきり指でつねられた
10.梅干しの味

【イメージ】
1:まったくイメージできない。
2:ぼんやりイメージできた。
3:ふつうにイメージできた。
4:かなり鮮明にイメージできた。
5:リアルにイメージできた。 



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薬剤師の話
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2018年1月24日水曜日

■教え方の基本フレームワーク

▽やらせる前
①やって見せる
仕事を分解して重要なポイントを伝える。
やって見せる際に『ここを見てね』と見て欲しい部分・身につけて欲しい部分を提示する。
良くないのは、『何でもいいから、とりあえず私がやることを見て』という教え方。

②説明する。
相手に説明する時に大切なのは、相手の理解度を量ること。
・相手が理解できる分量はどれぐらいか。
・どういう言葉を使って、どれぐらいのスピードで教えるか。
・今持っている知識・経験はどれぐらいか。
理解度を高めるために、これらを確認した上で説明に入る。
説明に入る前に相手に質問を出させるのもよい。
説明する際には、一度にすべてを説明しようとせず、最初から説明しない部分を残しておくことも大切であり、重要なのは次の3点を盛り込む。

≪説明すべきこと≫
・WHY:なぜやるのか?→目的、理由、全体の中での位置づけ
・WHAT:なにをやるのか?→やるべきこと、内容、項目
・HOW:どうやってやるのか?→方法、やり方、ノウハウ
また、説明しっぱなしにせず、説明したら相手がどれぐらい理解したのかを確認すること。そのためには、復唱させる、質問させる、質問に答えさせる、レポートを書かせる、マニュアルを書かせる、試しにやらせてみるなどといった方法が有効。

   実行させる。
≪実行の手順≫
1.自分ならどうやるかを言わせる。
これまで提供した情報をもとに、どのようにやるのかを考えさせ、それを確認する。
2.ゴールを確認し、合意する。
どこまでやれば合格かというゴール(目標)を設定する。
3.最後までやらせる、観察する。
一度始めさせたら、よほどのことがない限り最後までやらせる。
またその様子をできる限り観察する。
観察は具体的な行動に着目すること。
できるだけ細かく観察し、メモを取っておくことがおすすめ。
ただし、観察は余計なプレッシャーを与えないようにあくまでもさりげなくが基本。
4.報告を受ける。
現状の様子がどうだったか、自分がどのように立ち振る舞ったかなどを報告させる。
報告を受ける際は、事実と主観を聞き分けるようにすること。
そして、最終的に目標が達成できたかどうかを明確にさせることも重要。

▽やらせた後
④評価する
ここでの評価は、部下・後輩がやったことが正しいか・間違っていたか、その良し悪しを判断し、伝えてあげること。
実際に評価する際ですが、こちらからいろいろと話す前に、まずは部下・後輩に話をさせることがおすすめ。
『どうだった?』『気づいたことはある?』などと質問すると、本人の考えや意見が引き出しやすい。
それに言いたいことが言えると、フィードバックを受け入れる余地がでてくる。
まずは話したいことを吐き出させた後で、こちらの評価を伝える。
評価の基本は、事前に合意したゴールが達成されたかどうかを基準とすること。
達成できた場合は何が良かったのか、達成できなかった場合は何が悪かったのかをコメントする。
その際、具体的な行動が添えられるとより良い。
ここで実行させるの段階で記録したメモが役立つ。
次の点に注意し、褒める・改善を促す。
・褒める・・・理由とともに褒める。
・改善を促す・・・良い点を伝えた後に改善点を伝える、ダメなことでもハッキリ言ってあげることが本人の成長を助ける。



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薬剤師の話
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■話が面白くない7つの原因

『話が面白い人』➡『その人自身が面白い』or『面白い情報を持っているか』
ネタか角度かタイミングに態度と雰囲気。

▼小ネタがない
新しい新情報など刺激のあるネタ。

▼意見に角度がない
自分なりのモノの見方や世界観にうまく変換できる能力がある。
人とは異なる角度で物事を語れる。
ありきたりな話はつまらない。

▼自分をさらけ出せない
カッコつけてばかりではダメ。
自分の意見が出せない。

▼まじめすぎる
真面目な人が真面目な話をすること程つまらないことはない。
話が弾まない。

▼暗い
愚痴が過ぎると後味が悪くなる。

▼話し方がいつも同じ
話の内容や話す相手が変わっても同じ話し方では面白くない。

▼前置きが長い
ダラダラと説明が続くと、相手は、内容を判断する前にイライラしています。



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■伝わる話し方トレーニング

▼声の出し方トレーニング
①すーーーーーーー。

②はっはっはっはっはっはっはっは。

③あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ ・・・。

④あ・え・い・う・え・お・あ・お ・・・。

⑤今日、急にキョンキョンの故郷北極で、究極の交響曲9番をきく

⑥消化器消費者訴訟で、消費者勝訴 ×3

⑦あの竹垣に竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけたのです。

⑧灘(なだ)だな、灘(なだ)だな、灘(なだ)なんだな ×3

⑨くらげポミョポミョ、みポミョポミョ、合わせてポミョポミョ、むポミョポミョ ×2

⑩バーバパパのパン、バーバパパのパパのパン、バーバパパのパンは、パンダパン、バーバパパのパパのパンは、パンクしそうなパン

⑪親ガメの背中に子ガメをのせて、子ガメの背中に孫ガメのせて、孫ガメの背中にひ孫ガメのせて、親ガメこけたら、子ガメ、孫ガメ、ひ孫ガメこけた

⑫顔の筋肉トレーニング(思いっきり顔全体を動かすことが大事)

あ・う・あ・う・あ・う

上・下・上・下・上・下

左・右・左・右・左・右

右回りに1周

⑬『バパマ』と10回言う

▼相手が10人でも1000人でもひとりひとりに話す

▼紙やスクリーンや空中に話しかけない

▼豊かな表情で話す

▼5大ゴミ用語
・『え―』『あー』『あのー』⇒意味はない
・『~させていただきます』⇒『します、いたします』で十分
・『~したいと思います』⇒思いはナシでもいい
・『~のほう』⇒不要
説明のほう、資料のほう
・『本当に』の連呼⇒言えば言うほど嘘っぽくなる

▼この人の話を聞きたい
・聞き取りやすい
・自分に話しかけてくれる
・学ぶことがある(具体的な話)
・その人でしか話せないことを話せる(体験談)
・人間らしい
・自分なりの思いや考えがある
心底友達になりたいと思える人+助けてあげたくなる人

▼3ステップトーキング
・テーマ 何についての話か
『~についてお話します』

・エピソード(体験談・実例)
『実際にこういうことがありました』

・言いたいこと 思い・考え
『だから、○○なんです』

▼目安時間
一言・・・1分
スピーチ・・・3分
講演・・・一つの話を3分以内にまとめる

▼×自慢話⇒○役立つ話

▼5ステップ
・うまくいかなかった時の状態
いつ、どこで、何をしていて、どううまくいかなかったか

・うまくいくやり方に気づいた瞬間の話
いつ、どこで、何があって、何に気づいたか

・気づいたあとに自分がどのように行動を変えたか
やりかたを、どのように変えたか、具体的に何をしたか

・行動を変えたらどうなったか
こんなふうにうまくいくようになった

・つまり何が成功のポイントなのか
うまくいかない⇒うまくいく ポイントは○○だ

▼自己紹介⇒3K 関心 共感 貢献
・人がもっとも関心をもつのは自分のことである
・自分に関心をもってくれる人
・自分と共通点をもち共感してくれる人
・自分に貢献してくれる人
の言うことに心を動かされる。
好きになる。

▼準備と練習
・話す内容を書き出す
・時間をはかる
・すらすら話せるまで練習する
・自分撮りする
・自分で見る
×2セット



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