2018年4月20日金曜日

■ER型救急医療とは!?

 ERはemergency roomの略で,救急室,あるいは救急外来を意味する言葉である。近年,本邦では,従来の救命救急センターを主体とした3次救急医療に対して,ER型救急医療が注目されるようになり,『ER』がER型救急医療の意味に使用されることが多くなった。本来,ER型救急医療は北米型救急医療モデルのことであり,以下の特徴を有する。
①重症度,傷病の種類,年齢によらずすべての救急患者をERで診療する,
②救急医がすべての救急患者を診療する,
③救急医がERの管理運営をおこなう,
④研修医が救急診療する場合には,ERに常駐する救急専従医(attending emergency physician)が指導をおこなう,
⑤救急医はERでの診療のみを行い,入院診療を担当しない。
北米と医療体制の異なる本邦では,厳密に北米型救急医療モデルを遂行している医療施設は少ない。このため,医療施設によって上記の一部を満たすさまざまな診療形態がER型救急医療と呼称されている。



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■ER型救急システムとは!?

 ER型救急システムとは、北米のER(ED: emergency department)で行われている救急システムを参考に作られたため『ER型』と名付けらました。基本的に全ての救急患者に対応する救急初期診療型で、ERで働くERドクター(ER専門医)は全ての科の初期診療を行います。また、walk inの患者にはトリアージナースが対応し、緊急性があるかないかの判断を行います。緊急性があると判断されれば、救急車で来院の患者同様、ERドクターの診療を緊急に受けることとなります。ERドクターは初期診療後、入院が必要な患者は全てその担当科に振り分け、入院患者や手術には基本的には関与しません。ERドクターが行う救急初期診療とは、診断・初期治療・advanced triage(disposition)をさします。ちなみに、advanced triage(disposition)とは、救急患者の方向性のことで、具体的には、帰宅させるのか入院させるのか、入院させるのならどの科にどの時点で話を持っていくかの判断のことです。



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2018年4月18日水曜日

■1次救急、2次救急、3次救急の意味は!?

1次救急:軽症患者(帰宅可能患者)に対する救急医療
2次救急:中等症患者(一般病棟入院患者)に対する救急医療
3次救急:重症患者(集中治療室入院患者)に対する救急医療




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2018年4月17日火曜日

■デノタスの特徴は!?

  • 2錠中にカルシウムとして610mg、天然型ビタミンD3として400IU及びマグネシウムとして30mgを含んでいます。
  • カルシウムの吸収を促進する天然型ビタミンD3に加え、カルシウムの代謝に関与するマグネシウムを配合しています。
  • デノスマブ投与時の低カルシウム血症の発現抑制効果が確認されました。
  • ヨーグルト風味のチュアブル錠です。水なしでそのまま服用できます。
  • 本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していません。
    なお参考として、本剤の一般用医薬品(第2類医薬品)における安全性情報として、2002年5月21日~2012年10月17日の期間に、265件の副作用が報告されています。
 
参考:デノタスインタビューフォーム


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■デノタスはデノスマブ(ランマーク・プラリア)投与時以外にも使用できますか!?

使用できません。
適応外使用になります。

参考:第一三共医薬品情報提供


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