薬剤師の話
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2017年10月14日土曜日
■アルプロスタジル注10μシリンジを、薬局から病棟へ払い出し使用する時、病棟では冷所保存しなくても問題ないですか!?
アルプロスタジル注
10
μシリンジは、
25
℃条件下で遮光、
1000lux
、ピローなしで試験。
7
日で含量低下が認められたそうです。常温で
24
時間までなら安定に使用できると思います。
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2017年10月13日金曜日
■社会不安障害(SAD)について
社会不安障害(Social Anxiety Disorder:SAD)は、人前で不安や恐怖を過大に感じ、次第にその場面を避けようとする疾患です、発症年齢が10歳半ばと早く、不安障害やうつ病、アルコール依存等の精神疾患が多く併存します。
長年にわたり日常の社会生活が障害され、進学、就業、昇進、結婚等に大きな影響を及ぼします。
SADは自然治癒が困難なため、早期にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)等による治療を行うことが重要です。
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2017年10月11日水曜日
■『サーバリックス』接種の継続に問題なし!!
【
2016
年
7
月
8
日】
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の合同会議が開かれ、子宮頸がん予防ワクチン『サーバリックス』接種後死亡例が
1
件報告されたことから、因果関係に関する調査を継続していた件について、ワクチン接種と死亡の因果関係が認められず接種を継続することに問題ないと結論付けられた。
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■妊婦の方のビタミンA過剰摂取は胎児に奇形を生じさせる可能性がある。
妊婦の方のビタミンA過剰摂取は、胎児に奇形を生じさせる(催奇形性)可能性があります。
内閣府食品安全委員会がまとめた報告書によると、「妊娠
3
ヶ月以内または妊娠を希望される女性がビタミンAを
1
5000IU(1500
μ
gRE/日)以上、過剰に継続的に摂取することは禁忌」とされています(催奇形性のリスクが高くなるため)。
日本の厚生労働省は、妊娠
3
ヶ月以内または妊娠を希望される女性におけるビタミンA摂取の留意点として、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」で規定されている「妊婦の推奨量」を超えるような過剰摂取を長期間しないよう注意喚起しています。この推奨量は、国際単位で表すと約2230IU(670
μ
gRE/日)ほどになります。
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■妊娠前には風疹抗体検査をした方がよい!!
2017年10月9日月曜日
■風疹ワクチンは、妊婦に禁忌!?
風疹ワクチンは、胎児の目や耳の機能に障害を起こす場合があります。
風疹ワクチンを接種した女性は、その後
2
ヶ月は妊娠を避けなくてはいけません。
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