内服薬
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薬 品 名
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保存可能期間
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安 定 性 そ の 他
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イノリンシロップ
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1年
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室温12ヶ月→外観変化(-)含量98.6%
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イソバイド
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有効期限
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室温が30℃を超えない限り3年6ヶ月安定
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エストラサイト
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冷所
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春、冬は可能だが夏場は冷蔵庫保存
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ガランターゼ
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有効期限
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50℃1ヶ月、60℃20日間安定
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ケイツーシロップ
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開封後3カ月
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開封後雑菌混入の可能性あり
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シアナマイド
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冷所
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37℃8ヶ月→15%低下
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チオデロン
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有効期限
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室温、室内12ヶ月で規格に適合
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トリクロリールシロップ
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冷所
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25~30℃で1年6ヶ月安定だが小出しが多いので冷所の方が安定である
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トリノシン腸溶剤
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1年
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20℃→安定、30℃→30%低下
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ニトログリセリン
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有効期限
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気密状態を保っている限り力価は低下しない
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ロワチンカプセル
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有効期限
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室温で5年安定
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注射薬
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薬 品 名
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保存可能期間
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安 定 性 そ の 他
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アデホスL-3号
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できるだけ冷所
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30℃ 1ヶ月→力価83.3%、2ヶ月→力価69.5%
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アトニンー05
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3年
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規格値が85~120%で、冷所では4年(93%)有効
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アルツ
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2年6ヶ月
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極限粘度が問題となり、15℃42ヶ月で低下はほとんど見られない
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アンスロビンP
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25℃3ヵ月
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10℃では18ヵ月安定 ただし蛋白製剤のため、一般的に凍結を避け10℃以下18ヵ月と規定
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イントロンA
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9ヵ月
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5℃1年は安定、室温15ヵ月で綿状の不溶性物質が見られる
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ウテメリン
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冷所
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5℃36ヵ月安定 室温にて2ヵ月より極くわずかの分解物生成(3ヵ月で0.3~0.7%生成)
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ヴェノグロブリン-IH
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2年
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37℃12ヵ月目より多少劣化する項目も出るため、一般的に凍結を避け10℃以下2年と規定
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HMG「日研」
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冷所
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室温7日間→力価93.3%
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HCGモチダ
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冷所
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データなし
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エクザール
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1年
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室温12ヵ月→力価97.8%、冷所では3年間安定
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エスキノン
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3年1ヵ月
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加湿状態では:40℃80%→4ヵ月、40℃100%→96時間安定
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エスポー
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6ヵ月
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現在室温保存を申請中
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M.V.I-3
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6ヵ月
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10℃では2年間安定
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エルゴメトリン注射液F
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冷所
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室温でのデータなし、冷所では2年安定
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エンドキサン
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冷所
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32℃3ヵ月→力価93.5%、37℃1ヵ月→力価93%
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オンコビン
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冷所
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室温12ヵ月→力価88.3%
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ガンマグロブリン
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凍結を避け10℃以下
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2~6℃3年間変化なし、37℃で不安定、室温保存データなし
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ガンマ・ベニンP
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凍結を避け10℃以下
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蛋白製剤であるため不安定
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キシロカインE入
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1年6ヵ月
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15℃2年半、室温1年半安定、エピネフリンがやや不安定
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グラン
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6ヵ月
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25℃6ヵ月変化なし
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クリスマシン-M
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冷所
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5±2℃19ヵ月安定、30±2℃で不安定
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グルカゴンG・ノボ
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冷所
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15℃30ヵ月安定、30℃3ヵ月で不純物生成
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抗D人免疫グロブリン-Wf
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凍結を避け10℃以下
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データなし
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コスメゲン
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1年
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37℃1年安定
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コートロシン
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25℃以下1年
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25℃6ヵ月→力価96.0%、12ヵ月→力価92.2%、18ヵ月→力価88.5%
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コートロシンZ
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2ヵ月
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30℃1ヶ月→力価97.1%、2ヶ月→力価91.4%
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コンファクトF
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2年6ヶ月
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冷所(10℃)、室温(12~28℃)でほぼ30ヵ月安定
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ゴナトロピン
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冷所
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室温6ヵ月→力価90%
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サイメリン
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2ヵ月
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10℃では3年、40℃では1週間安定
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サクシン
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凍結を避け5℃以下
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20℃1年→80%、30℃1年→64%、室温では分解が早い
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サンドスタチン
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常温6ヵ月
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常温6ヵ月安定、持ち歩き時は2週間と規定
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サンラビン
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1年9ヵ月
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室温21~24ヵ月以後に微淡黄色に着色、分解物生成、冷所では27ヵ月安定
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ジェノトロピン
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20℃6ヵ月
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5℃以下では3年安定と推定されるが、5℃18ヵ月と規定
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シーパラ
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1年
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室温1年→力価94%、2年→力価81%
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静注用グロブリン
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6ヵ月
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37℃6ヵ月変化なし
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水痘ワクチン
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冷所(5℃以下)
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4℃18ヵ月安定、生ワクチンのため低温保存(-70℃でも3年安定)が望ましい
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スミフェロン
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冷所
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10℃以下12ヵ月安定、15℃21ヵ月で僅かに力価低下
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精製ツベルクリン
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3年
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37℃3年安定
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セフォビット
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2年
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24ヵ月→力価90%
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セフォペラジン
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1年3ヵ月
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室温(11~26℃)15ヵ月→91.5%、30ヵ月→89.0%、3ヵ月→外観の着色化(黄色)12ヵ月→溶状の着色化(黄色)
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ダカルバジン
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2年6ヶ月
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15℃42ヵ月、40℃6ヵ月安定
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TRH
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1年6ヵ月
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室温18ヵ月安定、20ヵ月で不純物生成
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ティシール
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2ヵ月
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40±2℃で2ヵ月安定
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デスフェラール
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2年
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室温2年安定
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テタガムP
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凍結を避け10℃以下
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データなし
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テタノブリン-I
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2年3ヵ月
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37℃12ヵ月目より多少劣化する項目も出るため、一般的に凍結を避け10℃以下2年と規定
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テラルビシン
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2年3ヵ月
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室温では27ヵ月で力価94.5%と安定
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トキソイド類
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冷所
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データなし
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トロンビン
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2ヵ月
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32℃保存では力価の低下が顕著、32℃3ヵ月88.4%、1年20%以下、冷室(2~6℃)で約3年力価安定
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日本脳炎ワクチン
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冷所
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10℃以下に凍結を避けて保存が望ましい(不活化ワクチンのため)
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ネオM.V.I-9
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6ヵ月
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10℃では2年安定
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ネオラミン3B
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25℃1年6ヵ月
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37℃3週間→力価平均97%、50℃6日間→力価平均93%、25℃以下1年6ヵ月安定
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ノイアート
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1年6ヵ月
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室温24ヵ月目、37℃18ヵ月目で力価規格外となる、冷室(2~10℃)24ヵ月安定、30ヵ月目に規格外(14%程度)、凍結を避け10℃以下2年と規定
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ノイコリンエー
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8ヵ月
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30℃8ヵ月安定
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ノバクトM
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冷所
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データなし
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ノボリンR注
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25℃1年
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4℃では2年安定
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ハプトグロビン
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1年3ヵ月
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室温12ヵ月目頃よりヘモグロビン結合能の低下が見られ始め、18ヵ月目に規格外、冷室(2~10℃)では27ヵ月安定、凍結を避け10℃以下2年と規定
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パルクス
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冷所
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5℃で1年安定、10℃では9ヵ月目にPGE1、PGA1の定量値のみが規格を外れる
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イムノブラダー80mg
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6ヵ月
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10℃以下では48ヵ月安定、37℃では6ヵ月安定
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ピシバニール
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2年
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10℃以下禁凍結
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ビーシー
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6ヶ月
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40℃では2ヶ月安定(90.1%)、3ヶ月で著しく低下(59.1%)
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ピトレシン
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25℃以下2年
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2~10℃では3年安定
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ヒトPTH
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8ヶ月
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0~8℃24ヶ月安定 25±1℃では9ヶ月目より含量が低下
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PPSB-HT「ニチヤク」
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1年3ヶ月
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30~1℃15ヶ月安定 24ヶ月以降僅かな力価低下
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ビームゲン
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冷所
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10℃以下では2年安定 in vitro力価試室温(20℃)における半減期は約1.9年
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ヒューマリンN
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25℃6ヶ月
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2~8℃では24ヶ月安定
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ヒューマリンR
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25℃6ヶ月
|
2~8℃では24ヶ月安定
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ヒュメゴン
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3ヶ月
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40℃3ヶ月は外観、活性、変化無し
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ファンギゾン
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有効期限
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水、5%ブドウ糖液に溶解後、25℃、2日変化無し
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フィブロガミンP
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冷所
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室温でのデータはない 2~8℃24ヶ月、10℃では12ヶ月ヶ月安定
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フィルデシン
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25℃5ヶ月
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15℃24ヶ月目、25℃6ヶ月目、35℃1ヶ月目に微量の分解物を生成し、やや不安定
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フェルティーノ
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2年
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国外にて室温2年安定 国内では5℃30ヶ月安定
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フェロン
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4ヶ月
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室温(23~30℃)19週間、冷蔵庫(10℃以下)では15ヶ月安定 37℃では8週目以後力価低下
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プラスマネート・カッター
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2年
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禁凍結
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プロスタンディン
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23℃1年2ヶ月
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40℃1.5ヶ月までは変化は無いが、2ヶ月目に分解物生成
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ヘブスブリン
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2年6ヶ月
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室温30ヶ月以降徐々に力価低下、37℃12ヶ月では著しい力価の低下と性状の変化を見る 一般的に2~6℃63ヶ月安定
| |
ベニロン
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冷所
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生物学的製剤基準により10℃以下を規定
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ベリプラスト-P
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1ヶ月
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30℃1ヶ月安定、10℃では30ヶ月安定、但し、蛋白製剤のため、一般的に凍結を避け10℃以下2年と規定
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ペンフィルR
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25℃1年
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4℃では30ヶ月安定
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ペンフィルN
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25℃1年
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4℃では30ヶ月安定
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ペンフィル30R
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25℃1年
|
4℃では30ヶ月安定
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ミオブロック
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2年
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室温2年の残存率→99%
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リノロサール
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24℃2年
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24℃、2年間→95%、1年間→98%、湿度より光に対して不安定
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リプル
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冷所
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凍結を避け5℃で1年安定、10℃9ヶ月目にアルプロスタジルの定量値が僅かに規格を外れる
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リンデロン
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1年
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室温1年→97.7%(2mg) 98.5%(4mg)
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リンデロン懸濁
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冷所
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37℃10日間安定、90日目に結晶析出 50℃70日目で凝集
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レプチラーゼS
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冷所
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禁凍結 凝血時間が30℃11ヶ月、40℃3ヶ月で約2倍になる50℃30分でほとんど失活する
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ロイナーゼ
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冷所
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冷所では2年安定 室温24ヶ月→約10%、30ヶ月→約13%低下、15℃24ヶ月→約6%、30ヶ月→約8%低下(残存率94~96までが適当)
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外用薬
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IDU点眼剤
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3ヶ月
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15℃12ヶ月→100.4% 室温3ヶ月(3~25℃)→98.5%
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アルビナ坐剤
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6ヶ月
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但し、基剤の溶融点が35~37℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
| |
アルピニー坐剤
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2年6ヶ月
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但し、基剤の溶融点が34~36℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
| |
アンヒバ坐剤
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2年
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但し、基剤の溶融点が33~35.5℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
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亜硝酸アミル
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冷所
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熱および光に対して不安定
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イノリン吸入液
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1年
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1年→力価98.6%
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インテダール坐剤
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冷所
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30℃でインドメタシンが分解する
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エスクレ坐剤
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1年
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1年→成分含量、崩壊時間変化無し
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コリマイC点眼剤
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11ヶ月
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室温11ヶ月→力価約10%低下
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サーファクテン
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25℃6ヶ月
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5℃24ヶ月、15℃12ヶ月安定 40℃1ヶ月目で黄変、臭いがきつくなり、3ヶ月目に効果低下
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サリチゾン坐剤
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有効期限
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35℃で安定
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サンフラールズポ
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1ヶ月
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15℃では5年安定
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ジクロード点眼剤
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1年6ヶ月
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10℃では30ヶ月安定
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ソルコセリル膣坐剤
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3ヶ月
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室温でのデータはないが原液では安定 但し、基剤の溶融点が約35℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所がのぞましい
)
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デスモプレシン点鼻剤
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6ヶ月
|
室温6ヶ月含量→92%
| |
トロンビン
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3年
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30℃3年→97%活性
| |
バキソ坐剤
|
3年
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但し、基剤の溶融点が34~36.5℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
| |
5-FU坐剤
|
2年
|
但し、基剤の溶融点が34~36.5℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
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フェニタレン坐剤
|
3年以上
|
有効期限指定なし
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フトラフール坐剤
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2年
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室温2年安定
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フロリード膣坐剤
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3年
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但し、基剤の溶融点が31℃付近のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
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プレグランディン膣坐剤
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1~2ヶ月
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40℃8週間→90%
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ホスコH-15、75
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冷所
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データなし
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ボルタレンサポ
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有効期限
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30℃以上で軟化
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メチロン坐剤
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有効期限
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35℃以上で薬剤の軟化
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リンデロンA液
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有効期限
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ベタメタゾン・・・・室温2年間→力価95%
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フラジオマイシン・・・・室温2年間→力価98%
| |||
ルピアール坐剤
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2年6ヵ月
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ただし、基剤の溶解点が34~36℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
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レシカルボン坐剤
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冷所
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25℃以上では、表面溶解と炭酸ガスが発生し、薬効消失
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ユベラ軟膏
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冷所
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ただし20℃以下保存
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ワコバルビタール坐剤
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2年6ヵ月
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ただし、基剤の溶解点が34~35℃のため、この温度以上での保存は避ける(冷所が望ましい)
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