しかし、その感情は解釈によって変わるため、あまりあてにならないものです。
例えば、いつもにこやかに話しかけてくる同僚が、不機嫌な顔で挨拶もなしに通り過ぎたら、どう思いますか!?
『わたし、何か悪いことしたのかな!?』と不安になってしまうと思います。しかし、その不安感は、別の同僚が『さっき部長がまた締め切りを間違えて、大騒ぎだったんだよ。』などと理由がわかった瞬間にあっけなく解消し、『あれだけ心配したのは何だったんだろう』という安堵感に変わります。
▽感情は、『解釈や考え』によって変わる!!
『心配』や『不安』という感情は、あなたの解釈や脳内会話、思い込みから生じるということです。
同僚が不機嫌な顔で自分を無視したことを、『わたしが何かした!?』と解釈して不安になり、ネガティブな脳内会話で自分の言動を探って不安感を煽り、『部長のせいで不機嫌だった。』ということがわかり安堵する。
感情とは、これほど危うくてあてにならないものだということです。
自分を守ろうとすると不安感情が強くなりますから、ぜひ日頃の解釈や脳内会話に注目し、幸せになれる会話を育んでいきたいと思います。
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