2015年7月15日水曜日

■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?

基本的には、潰瘍ができてしまう可能性があるため、投与は勧められない。
フォサマックとベネットについて各メーカーよりの回答は以下の通り。
▽フォサマック:胃酸分泌が少なると錠剤が溶けず、その場に留まってしまい、潰瘍ができる可能性があるため、投与は勧められない。

▽ベネット:胃がなくても、吸収は腸からの吸収であるため、可能である。しかし、胃全摘後の吻合部などに狭窄が見られる場合には、使用できない。狭窄が見られない場合には、投与可能である。




≪関連記事≫
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?

2015年7月14日火曜日

■経口血糖降下薬の種類と問題点

▽インスリン抵抗性改善系
・ビグアナイド薬(メトグルコ・メルビン・メデットなど):肝臓での糖新生の抑制
※問題点:消化器症状と乳酸アシドーシスの副作用。透析・中等度以上の腎機能障害のある患者には使えない。

・チアゾリジン薬(アクトス・ピオグリタゾンなど):骨格筋・肝臓でのインスリン感受性の改善
※問題点:浮腫・体重増加・心不全悪化・骨粗鬆症の進行・膀胱癌の副作用。

▽食後高血糖改善系
・α-グルコシダーゼ阻害薬(グルコバイ・ベイスン・セイブルなど):炭水化物の吸収遅延・食後高血糖の改善
※問題点:服用方法が1日3回各食直前である。消化器症状の副作用発現率が多い(腹部膨満・放屁など)。

▽インスリン分泌促進系
・スルホニル尿素薬(ダオニール・グリミクロン・アマリールなど):インスリン分泌の促進
問題点:低血糖を起こしやすい。食欲増加し、体重増加しやすい。膵β細胞への作用は、疲弊させる可能性が指摘されている。

・速効型インスリン分泌促進薬(ファスティック・グルファスト・シュアポストなど):より速やかなインスリン分泌の促進・食後高血糖の改善
問題点:低血糖を起こしやすい。食欲増加し、体重増加しやすい。食直前に服用する。

▽インスリン製剤
問題点:低血糖を起こしやすい。体重増加しやすい。



≪相互リンク≫
にほんブログ村:薬・薬剤師ブログ
人気ブログランキング:薬剤師