褥瘡の浸出液とは、
■創傷発生⇒炎症発生⇒血管透過性亢進⇒漏出体液の増加⇒創傷面へ=浸出液
■通常は、創傷の回復につれて減少していきます。
浸出液は、そんなに悪いものでもないんです。
■浸潤治療をすれば浸出液は、必ず出てくる。
■管理が良い場合、創傷治癒を促進する因子が多く含まれる⇒良い浸出液
■管理が悪い場合、創傷治癒を阻害する因子が多く含まれる⇒良くない浸出液
■量・色調・粘稠度・臭いなどで総合的に評価する。
【なぜ、傷は治らないのか?】
・壊死組織または組織の損傷(血流障害を含む)があるから
・炎症または感染があるから
・皮膚の浸潤性の異常があるから
・上皮形成の遅延があるから
褥瘡の治療には、必ずこれをしなければいけないという絶対はありません。
一つの傷に対しても何通りもの考え方、治療法があります。
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2013年10月18日金曜日
2013年10月17日木曜日
■褥瘡の創傷治癒が促進されるのに、なぜ浸潤環境がいいのか!?
『創面を浸潤環境におくと創傷治癒が促進される(モイストウンドヒーリング)』
【褥瘡の創傷治癒が促進されるのに、なぜ浸潤環境がいいのか!?】
①浸出液内に創傷治癒因子(白血球、マクロファージ、細胞成長因子など)が含まれている。
②初期に生じる痂皮(カサブタ)の下が乾燥化にあると残存真皮や皮下組織に壊死が生じる
③浸潤環境であると痂皮(カサブタ)が生じにくく、自己融解も速やかに起こりやすい
④浸潤環境下で炎症期、増殖期での細胞の活動や遊走を容易にする(乾燥していると活動低下)
⑤周囲からの上皮細胞の遊走が乾燥している痂皮(カサブタ)の下を進む場合と浸潤環境で、下床組織の活性が高い場合では速度が違う
浸潤治療は、感染しやすいんじゃないんですか?
■浸潤治療を行っていくと、
・浸出液が増えた(ように感じる)
・臭いが強くなる
■創感染が起こると
・浸出液が増える
・臭いが強くなる
▽浸潤治療=感染しやすいのではありません。
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【褥瘡の創傷治癒が促進されるのに、なぜ浸潤環境がいいのか!?】
①浸出液内に創傷治癒因子(白血球、マクロファージ、細胞成長因子など)が含まれている。
②初期に生じる痂皮(カサブタ)の下が乾燥化にあると残存真皮や皮下組織に壊死が生じる
③浸潤環境であると痂皮(カサブタ)が生じにくく、自己融解も速やかに起こりやすい
④浸潤環境下で炎症期、増殖期での細胞の活動や遊走を容易にする(乾燥していると活動低下)
⑤周囲からの上皮細胞の遊走が乾燥している痂皮(カサブタ)の下を進む場合と浸潤環境で、下床組織の活性が高い場合では速度が違う
浸潤治療は、感染しやすいんじゃないんですか?
■浸潤治療を行っていくと、
・浸出液が増えた(ように感じる)
・臭いが強くなる
■創感染が起こると
・浸出液が増える
・臭いが強くなる
▽浸潤治療=感染しやすいのではありません。
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2013年10月16日水曜日
■口腔ケアをしましょう!!
歯垢1g当たり1億匹の菌がいます。
⇒それを誤嚥すると誤嚥性肺炎になります。
・口腔ケア不足の患者様で、熱発などした場合、抗生剤の投与をしなくても、補液+口腔ケアで良くなるケースがあります。
▽オキシドール希釈液⇒舌苔除去用
▽バウロ・グリセリン液⇒口腔乾燥用
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2013年10月15日火曜日
■経管栄養:むやみに絶食にしない!!
いろいろな考え方がありますが、一つの考え方として読んでいただければと思います。
【経管栄養:むやみに絶食にしない!!】
・絶食にするのなら少量ずつだけでも投与しておけばどうでしょう!?
・少量ずつなら誤嚥しにくいでしょ。
・絶食(NPO)から注入再開となれば、下痢したりしてなかなか目標投与量まで再開できないでしょうということです。
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2013年10月14日月曜日
■ハーフ食
食欲のない患者様に全量摂取は無理だし、量の多さに食欲がますます失せてしまうのではないか、また特別食なので、塩分が制限され嗜好に合わないので、半分しか食べないのではないか、どうせ半分しか食べないのなら、塩分は普通にしていいのではないか等の意見からハーフ食が生まれました。
ハーフ食とは、すべての食材を1/2としたものであるが,その食材の代わりに,不足する栄養素を濃厚流動食品やサプリメントで重点的に補い,これらの費用を患者負担とせず,病院食の一部として提供するシステム。
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