2015年8月18日火曜日

■悪い知らせを伝えるコミュニケーションスキル『SPIKES』

インフォームドコンセントを行う場所の設定や人間関係の環境作りなどについて触れられており、患者の自己決定を全面的にバックアップすることを目指しています。

▽Settings:設定
面談は、その場を設定することから始まる。プライバシーのある環境で、大切な人(近親者など)の同席を促し、席についいて、十分な時間をもって話すようにする。中断することがないように、PHSやポケットベルが鳴らないような配慮も必要である。

▽Perception:認識
病状をどの程度理解しているかを認識する。「現在のご病気をどのように理解されていますか!?」などといったopen endedな質問(開かれた質問)をすることで、相手の表現を容易にする。

▽Invitation:確認してinvitationを受けること
意思決定に関する希望の確認をする。知りたくない権利にも配慮するために「検査の結果をどのように説明すればよろしいでしょうか。すべてをお伝えして、今後の方針について相談していってよろしいでしょうか」と尋ねるといった方法がある。

▽Knowledge:情報提供
情報提供の主眼は、相手にりかいしてもらうことである。専門用語や大げさな表現を避けることはもちろん、理解度を確認しながら話すことが肝要である。

▽Empathy and Exploration:共感と探索
患者の気持ちを理解し、それと向き合うことが、悪い知らせを伝える中で最も難しい場面である。患者は、ショック・不安・苦悩・孤独感などを感じている。まずは、心情をよく観察し、理解し、その原因を考え(多くの場合は悪い知らせを伝えたことであるが)、その気持ちが了解可能なものであり、共感できることを伝える必要がある。

▽Strategy and Summary:戦略と要約
将来が予期できることによって不安が和らぐことがある。まずは、次の治療方針について検討する準備ができているかを尋ねる必要がある。準備ができていない場合は、別の機会を設けることを伝える。準備ができている場合は、具体的な選択肢を示し、その長所や短所などを図などを用いて説明し、理由とともに自分の推薦する治療方法を提示する。




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■アルファロールカプセルをマーゲンチューブから投与できるか!?

アルファロールカプセルの内容物は、極めて少ないため、お湯に溶かしても全体がふやけるだけで溶けない。
それを注射器でとってもほとんど取れない。
また、マーゲンチューブに入れてもチューブに付着してほとんど体内に入らない。
アルファロールのマーゲンチューブからの投与は、不可です!!



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■骨量測定法の特徴




方法

原理

測定部位・特徴

二重エックス線吸収法

(DXA)

2種の異なるエネルギーのエックス線を照射し、骨と軟部組織の吸収率の差により骨密度を測定する。

≪測定部位≫

腰椎・大腿骨・全身骨・橈骨・踵骨

≪特徴≫

・高頻度

・迅速

・被爆が少ない

・骨密度測定の基準

・装置が高価

マイクロデンシトメトリ

(MD)

暑さの異なるアルミニウム板と手を並べて通常のエックス線写真を撮影し、写真上のアルミニウムの光学的濃度を基準に骨密度を測定する。

≪測定部位≫

第二中手骨

≪特徴≫

・体幹部への被爆がない

・スクリーニングに用いられる

・精度が低い

定量的超音波測定法

(QUS)

超音波の伝播速度と減衰率により骨を評価する。

≪測定部位≫

踵骨(脛骨・指骨)

≪特徴≫

・被爆がない

・簡便

・精度が高くない

定量的CT測定法

(QCT)

CT装置による三次元骨密度測定。

≪測定部位≫

腰椎・橈骨・脛骨

≪特徴≫

・海綿骨骨密度を選択的に測定できる

・被爆量が多い

・精度が低い



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2015年8月17日月曜日

■エルネオパの袋を開封し、開通してしまいましたが、いつまで使えますか!?

≪メーカーより回答≫
開通した場合は、冷所保存で1週間使用できます。



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■てんかん重積発作の治療

全般性強直間代発作(痙攣性)重積状態の治療は、一般的な救急処置として気道確保、換気、血圧維持、静脈路確保を行い、血液ガス、低血糖有無、抗てんかん薬投与中の患者は血中濃度をまず測定する。薬物療法としては、ジアゼパムを10mgずつ20mgまで使用する。

【痙攣性てんかん重積治療時間表】

時間() 治療
05 てんかん重積状態の診断酵素を投与
バイタルサインを測定
静脈確保
69 低血糖有無が不明な患者にはビタミンB1 100mg、50%ブドウ糖50ml静注
1020
ジアゼパム0.2mg/kgを5mg/分 静注
5分経過しても発作が止まらない場合には、ジアゼパムを再度静注する
2160
 
フェニトイン1520mg/kgを成人では50mg/ふんより遅い速度で静注
その間、心電図と血圧をモニタリング
60  フェニトイン20mg/kgで、てんかん重積発作が止まらない場合は、さらに5mg/kg追加
それでも止まらない場合は、さらにフェニトイン5mg/kgを追加
重積状態がコントロールできない場合には、持続脳波モニタリングと人工呼吸使用の全身管理を行いながら、ミダゾラム・イソフルランを使用して全身麻酔下に置く。



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