内服薬でヨードアレルギーを持っているということは、外用剤でも少なからずヨードアレルギーが起こる可能性が高いです。
ヨード系の消毒剤以外の選択肢もあるかと思いますし、基本的には『内服薬のヨード禁の方には、外用剤のヨード系の消毒剤の使用は避けて欲しい。』と思います。
ペニシリンGカリウム注は、半減期が短いため、1日6回の投与が推奨されています。
しかし、1日に6回の投与は、患者さんにとっても医療従事者にとっても負担が多い投与方法です。
そこで、ペニシリンGカリウムの持続投与について調べました。
≪基本投与方法≫
1回400万単位を1日6回投与する。
≪持続投与方法≫
輸液500ml+ペニシリンGカリウム600万単位を6時間かけて投与。
これを1日4回投与。
静脈炎予防のために、最低輸液量は300ml以上が推奨される。
※ペニシリンGカリウム注の持続投与については、推奨されている投与方法ではありません。有益性を考え、投与を検討してください。