2018年8月11日土曜日

■睡眠薬の服用方法は!?

寝る前おおよそ10分~30分内に決められた錠数を服用します。
睡眠薬は、効き始めるタイミングを踏まえて飲むとスムーズに入眠する事が出来ます。
薬の有効成分には、血中濃度という溶け始めるタイミングがあり、速攻性があるものなら約
15分~20分程度が目安です。
睡眠薬の中でも最も働き始めるタイミングが早い睡眠導入剤の超短時間型作用は服用後から飲んでから約
10分~30分程度で効果が現れます。
そのため準備が出来たら、箱や説明書に記載された
1回分の服用錠数を水またはぬるま湯と一緒に飲んで下さい。
飲んですぐベットや布団に入ってしまえばこのタイミングを逃さずにスッと眠りに入る事が出来ます。事前にトイレや歯磨きは済ませておきましょう。服用したらなるべくすぐ寝床に入り、効かないからと
2回分飲む等は行わないようにして下さい。





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2018年8月10日金曜日

■夜驚症(やきょうしょう)とは!?

 夜驚症(やきょうしょう)とは、睡眠中に突然起き出し、叫び声をあげるなどの恐怖様症状を示す症状のことである。概ね数分から十数分間症状が続く。夢とは異なり目覚めた時に本人はそのことを覚えていないのが普通である。小学校入学前から小学校低学年の児童に見られる症状であり、高学年以上では稀である。睡眠中枢が未成熟なために起こる症状であると考えられている。
 発達に伴って、自然に良くなっていくものであり、多くの場合、特別な治療は不要である。夜驚は、深い眠りでこわい夢を見て、部分的覚醒状態 (半分だけ目が覚めた状態 )になるために起こる。夜驚は育て方というより、生まれつきの脳の素質によって起こる。育て方が悪かったからではない。夜驚が始まるとき、3人に1人はきっかけがあって出てくる。普通夜驚が起こりやすいのは、36歳である。8歳以上になると、脳の仕組みから夜驚は出にくくなる。日中の接し方は、変える必要はない。今までどおりでかまわないという意見のほか、神経症の症状として発現しているという考えもある。





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