▽手の動きが活発になったり隠したりする。嘘をつくと、手の動きが不自然となり、口元を触れたり、頬を触ったりする。これは口元を隠したい心理の表れで、口から本当のことを喋らない防衛機能である。また、手の動きが不自然になると嘘が見抜かれるので、手の動きから嘘がバレないように、手をポケットに入れる人もいる。不自然に手を隠したり、握ったり、背後に持っていったら怪しいかもしれない。
▽足の動きが活発になる。頻繁に足を組む、貧乏ゆすりなど足の動きが活発になるのも、嘘のサインとなる。足の動きが相手と別の方向を向いている時も嘘をついているかのうせいがある。これは嘘による気まずさから逃げようとしている心理である。
▽うなずきの回数が増える。嘘をついている人は、ふだんよりもうなずきが増える。会話が止まると嘘が見つかるかもしれないと思い、相手のうなずきが増える。
▽言葉に詰まる。嘘をつくと、『あのう・・・』『えー』といった言葉が増えてくる。嘘を隠すためになにかを言わなくてもいけないのでしゃべろうとするが、次の言葉が浮かんでこないので不自然な会話をするようになる。
▽不自然に饒舌になる。逆に嘘をつくと饒舌になる人がいる。これは、自分の嘘を悟られないように相手に考える時間を与えたくないという心理である。
▽説明文に後説明がつく。『ちょっと人と会っていたよ・・・。◯◯君と・・・』などのように、話した内容の説明をあとから追加するようになる。これは、嘘を隠すために、説明を加えないといけないという心理から生まれる行為である。やたらと詳しい説明がはいると怪しい。
▽言葉による反応が速くなる。言葉に詰まると怪しまれるので、できるだけ早く話をしたり、頷くスピードが速くなる人がいる。嘘をつく人は、沈黙を気にするので、話をしたり、させようとしてくる傾向が強い。
≪相互リンク≫
薬剤師の話
薬剤師のメモ帳