2018年2月22日木曜日

■プレゼンでの質疑応答を向上するために

まず何より重要なことは、聞き手からの質問を全部聞くということ。
相手の質問の途中で話を遮り、回答しないように。
そして、質問をすべて聞いたら、まず結論から回答する。
イエスならイエス、ノーならノーと結論を述べる。
それから補足説明する。
質問が即答できない時などは、まず質問内容をオウム返しする。
『○○○ということですか!?』
こう言うことによって、聞き手に落ち着いた印象を与えることができる。
そしてこの間に、回答を考える時間を稼ぐ。
質問をオウム返しするわずかな時間で、思い出せれば問題ないし、持ち帰って後日回答するか判断する。
持ち帰る場合の回答フレーズをあらかじめ考えておく。


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薬剤師の話
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■寂しがり屋の話し方➡自信がない人の話し方

▼相手のことに触れない
自分のことばかり話し、相手と会話のキャッチボールを成立させようとしない。

▼すぐに話題を変える
自分の話題が面白いかどうか自信がないため、コロコロと話題を変えてします。話があまり盛り上がらない。

▼あまり質問しない
疑問に思ったことがあっても、自信がないので、ちゃんと質問しようとせず(聞けず)、なんとなくやり過ごしてしまう。

▼相手の注意を引くようなことを話さない。
平凡な話題を平凡な口調で話すため、相手の関心を引くことができない。


このような話し方をしていたら注意です。
自信を持って、会話のキャッチボールを成立させることを心掛けましょう。


≪退屈な会話ワースト5≫
①自己中心的(話題を独占)
②平凡(表面的、同じ話題、同じジョークなど)
③感情が乏しい(熱意や表情が見えない)
④冗長(要点が見えない)
⑤受け身(自分から話題を提供しない)

≪退屈のサイン≫
▼相づちがない
▼相づちに間がある
▼目を合わせない



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2018年2月21日水曜日

■キレる人は、なぜキレるのか!?

▼キレる人は、なぜキレるのか!?
キレる原因のほとんどは、コミュニケーション不足。

≪人が怒りを感じるメカニズム≫
①出来事との遭遇
②出来事の意味づけ
③怒りの発生

『上司や部下からキレられたらどうしたらいいのか!?』
大切なのは、「キレることで何かが伝えられる」という相手の思い込みを毅然とした態度ではねのけること。大声で怒鳴れば思いが伝わってあなたが動き、自分にとって気に食わない状況が好転すると考えている。過去にキレて得をした経験があるから何度でもキレる。その悪循環を断ち切るために、要求をのんだり、期待を持たせるような対応をしない方がいい。応えた要求をまた覆せばさらに相手はキレてしまう。まずは、興奮した状態では話ができないことを伝え、何が気に食わないのか、どうしてほしいのか、要求はのまず、質問を続けてみる。キレやすい人は「実は自分がどうしたいのかわからない」ということがありがち。質問して、相手に考えさせることで、落ち着かせることができる場合もある。相手の興奮が激しい場合は、一言断ってその場を離れてみるのも手。


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■人望が集まる仕草➡『笑顔(好意)の返報性』

■笑顔(好意)の返報性
≪信頼しなければ、信頼されない≫
人間は笑っている顔を好みます。
いつでもニコニコしながら福々しい顔で人に接すれば、どんな話題を出しても嫌われることは少ない。
いつも笑顔でいる人は、信頼されやすい。
見知らぬ人に声を掛け表情を分析した実験では、笑顔で近づくと64.9%の人が笑顔を返し、無表情で近づくと64.7%がむ表情を返したという報告がある。これが『笑顔の返報性』と呼ばれる心理効果である。
笑顔で話しかけると、相手も笑顔で返してくれる。
笑顔の返報性を発揮するためには、自分から笑いかけた方がいい。
絶えずニコニコしていれば、相手も楽しい気分になってニコニコしてくる。
楽しい気分⇒『あいつはいいやつ』⇒好意と信頼に繋がっていく。
普段あまり笑わない人でも、意識して笑い顔をつくるようにすることで、自然と笑い顔が身についてくる。
『笑顔を見るだけで人は楽しくなる!!』


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■グリホサート剤(アミノ酸系除草剤)中毒について

■グリホサート剤(アミノ酸系除草剤)中毒症状について

【品名・成分名・含有量】
・ラウンドアップ(液剤)
 グリホザート 41.0%
 界面活性剤 15.0%
 水       44.0%

【性状】
黄褐色の水溶液でpH4.8.無臭

【中毒量・致死量】
ヒト経口推定致死量:2ml/kg

【毒性機序】
・皮膚、粘膜に対する刺激作用
・消化管に対する刺激・腐食作用
・血管透過性の亢進や細胞膨化によるhypovolemic shok惹起作用

【中毒症状】
≪経口の場合≫
▼少量(100ml未満)
・咽頭部の疼痛・炎症・悪心・嘔吐
・胃部不快感・腹痛・下痢
これらの胃腸症状も約1週間で回復

▼大量(100ml以上)
・口腔、気道の高度の浮腫
・胃粘膜のびらん、出血ときに麻痺性イレウス
・激しい嘔吐、下剤による脱水
・アシドーシス、膵炎、過呼吸、発汗、顔面紅潮
・乏尿、急性腎炎、血圧経過、頻脈、筋肉痛、意識障害、全身浮腫、肺水腫、溶血、除脈、呼吸不全、心不全、昏睡
重篤な場合は多臓器不全により24~72時間で死亡
・主病態は低用量性ショック

≪吸入の場合≫
咽頭、喉頭痛、下痢

≪眼に入った場合≫
一過性の結膜炎
※(体内動態)消化管からの吸収率は15~35%で、経口摂取後1~2時間で最高血中濃度となり、主な排泄経路は尿中で、一部は糞便中に排泄される。

【処置法】
≪経口の場合≫
①胃洗浄:意識障害あれば気管挿管してから行う。
②吸着剤:活性炭40~60g→水200mlの投与
③下剤:マグコロールP(1包→水200ml)の投与
     大量摂取時には上記の1/4~1/2量を4~5時間毎に投与すると効果的である。
④大量輸液:電解質の補正も行う(血圧と尿量の維持のため必要)
        アシドーシスの補正・・・炭酸水素ナトリウム注(メイロン注)の投与
⑤循環管理
⑥対症療法:
  胃粘膜保護剤:(アルロイドG・アルサルミンなど)の投与
  制酸剤:H2ブロッカーの投与
  膵炎:FOY・フサン・ミラクリッドの投与
⑦重症の場合
 血液透析(HD)、血液吸着(DHP)などを行う。
     
≪吸入の場合≫
①新鮮な空気のところへ移す
②対症療法

≪眼に入った場合≫
①流水で15分間以上十分に洗浄する。
②ヒアレイン点眼液、フラビタン眼軟膏、抗菌剤点眼液などの投与


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