2018年1月28日日曜日

■スピーチで押さえておくべき6つの基本ルール

≪聴衆について詳しく知る≫
まずは話を聞きに来てくれるのがどんな人達なのか考える。
できれば聴衆のリストを入手する。

≪スピーチの目的をはっきりさせる≫
本来スピーチというのは、3つの目的のいずれかを達成するために行われるはずである。
①情報を提供するためのスピーチ
②聴衆を説得するためのスピーチ
③聴衆に刺激を与えるためのスピーチ

≪自分の主張を簡潔に表現する≫
スピーチの失敗の多くは、スピーカー自身の主張が明確になっていないことが原因である。
スピーチのテーマではなく、そのテーマに関する意見、主張。
まずは、わかりやすく簡潔に、2文くらいで自分の主張を言い表してみる。
それができたら、その主張がぶれないように注意しながら、今度は1ページ分くらいの長さでスピーチの要約原稿を書いてみる。

≪難解な言葉は使わない≫
原稿を書く作業の準備ができたら、とりあえず書いてみる。
そして、書き終えたら、書き直す作業に入る。
専門分野について詳しくない人にも理解してもらえる言葉遣いを心掛ける。

≪檀上での自分をイメージする≫
壇上に上がると、緊張して自分を見失い、不自然な話し方をしてしまう人が多い。
そうならないために、自分の中から人前でスピーチをする人物にふさわしい特徴を見つけ出す。
その人物を演じるつもりでスピーチに臨む。

≪声に出してリハーサルする≫
スピーチ当日になるまで自分のスピーチを聴いたことがない人はかなり多い。
原稿を書きながら朗読する習慣を身につける。
そして、スピーチ当日は、原稿のキーワードをメモした紙を用意しておくこと。



≪相互リンク≫
薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

2018年1月25日木曜日

■話し方の基本:態度&話の構成チェックリスト

■話し方の基本:態度チェックリスト
1.大きな声で、はっきり話している
2.ゆっくり、ちょうどよい速度で話している
3.目配り(アイコンタクト)をして話している
4.話す姿勢、態度がきちんとしている
5.表情・笑顔を意識して話している
6.抑揚やメリハリをつけて話している
7.手振り、身振りが邪魔になっていない
8.『あのー』『えー』などの言葉癖がない
9.区切りで、23秒の間を取っている
10.全体的に好印象の話し振り
 

■話し方の基本:話の構成チェックリスト
1.事前準備は入念にしている
2.前置きが長くならないようにしている
3.内容を整理してから話すようにしている
4.話す内容を自分自身が十分に理解している
5.相手の理解度に応じて話している
6.言いたいことを、一言で表現している
7.言いたいことと理由をワンセットで話している
8.短い時間で簡潔に話している
9.内容が抽象的にならないようにしている
10.最後に言い訳を言わないようにしている


≪相互リンク≫
薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

■イメージトレーニングの練習

腹式呼吸をしながら、言葉を読んだあと目を閉じて5秒かけてそのシーンを脳裏に描きましょう。
1.   家族の顔
2.   レモン
3.   温かいシャワー
4.   冷たいプール
5.   うなぎのにおい
6.   大好きなアイスクリームの味
7.   飛行機の爆音
8.   花火
9.   太ももを思いきり指でつねられた
10.梅干しの味

【イメージ】
1:まったくイメージできない。
2:ぼんやりイメージできた。
3:ふつうにイメージできた。
4:かなり鮮明にイメージできた。
5:リアルにイメージできた。 



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薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

2018年1月24日水曜日

■教え方の基本フレームワーク

▽やらせる前
①やって見せる
仕事を分解して重要なポイントを伝える。
やって見せる際に『ここを見てね』と見て欲しい部分・身につけて欲しい部分を提示する。
良くないのは、『何でもいいから、とりあえず私がやることを見て』という教え方。

②説明する。
相手に説明する時に大切なのは、相手の理解度を量ること。
・相手が理解できる分量はどれぐらいか。
・どういう言葉を使って、どれぐらいのスピードで教えるか。
・今持っている知識・経験はどれぐらいか。
理解度を高めるために、これらを確認した上で説明に入る。
説明に入る前に相手に質問を出させるのもよい。
説明する際には、一度にすべてを説明しようとせず、最初から説明しない部分を残しておくことも大切であり、重要なのは次の3点を盛り込む。

≪説明すべきこと≫
・WHY:なぜやるのか?→目的、理由、全体の中での位置づけ
・WHAT:なにをやるのか?→やるべきこと、内容、項目
・HOW:どうやってやるのか?→方法、やり方、ノウハウ
また、説明しっぱなしにせず、説明したら相手がどれぐらい理解したのかを確認すること。そのためには、復唱させる、質問させる、質問に答えさせる、レポートを書かせる、マニュアルを書かせる、試しにやらせてみるなどといった方法が有効。

   実行させる。
≪実行の手順≫
1.自分ならどうやるかを言わせる。
これまで提供した情報をもとに、どのようにやるのかを考えさせ、それを確認する。
2.ゴールを確認し、合意する。
どこまでやれば合格かというゴール(目標)を設定する。
3.最後までやらせる、観察する。
一度始めさせたら、よほどのことがない限り最後までやらせる。
またその様子をできる限り観察する。
観察は具体的な行動に着目すること。
できるだけ細かく観察し、メモを取っておくことがおすすめ。
ただし、観察は余計なプレッシャーを与えないようにあくまでもさりげなくが基本。
4.報告を受ける。
現状の様子がどうだったか、自分がどのように立ち振る舞ったかなどを報告させる。
報告を受ける際は、事実と主観を聞き分けるようにすること。
そして、最終的に目標が達成できたかどうかを明確にさせることも重要。

▽やらせた後
④評価する
ここでの評価は、部下・後輩がやったことが正しいか・間違っていたか、その良し悪しを判断し、伝えてあげること。
実際に評価する際ですが、こちらからいろいろと話す前に、まずは部下・後輩に話をさせることがおすすめ。
『どうだった?』『気づいたことはある?』などと質問すると、本人の考えや意見が引き出しやすい。
それに言いたいことが言えると、フィードバックを受け入れる余地がでてくる。
まずは話したいことを吐き出させた後で、こちらの評価を伝える。
評価の基本は、事前に合意したゴールが達成されたかどうかを基準とすること。
達成できた場合は何が良かったのか、達成できなかった場合は何が悪かったのかをコメントする。
その際、具体的な行動が添えられるとより良い。
ここで実行させるの段階で記録したメモが役立つ。
次の点に注意し、褒める・改善を促す。
・褒める・・・理由とともに褒める。
・改善を促す・・・良い点を伝えた後に改善点を伝える、ダメなことでもハッキリ言ってあげることが本人の成長を助ける。



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薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

■話が面白くない7つの原因

『話が面白い人』➡『その人自身が面白い』or『面白い情報を持っているか』
ネタか角度かタイミングに態度と雰囲気。

▼小ネタがない
新しい新情報など刺激のあるネタ。

▼意見に角度がない
自分なりのモノの見方や世界観にうまく変換できる能力がある。
人とは異なる角度で物事を語れる。
ありきたりな話はつまらない。

▼自分をさらけ出せない
カッコつけてばかりではダメ。
自分の意見が出せない。

▼まじめすぎる
真面目な人が真面目な話をすること程つまらないことはない。
話が弾まない。

▼暗い
愚痴が過ぎると後味が悪くなる。

▼話し方がいつも同じ
話の内容や話す相手が変わっても同じ話し方では面白くない。

▼前置きが長い
ダラダラと説明が続くと、相手は、内容を判断する前にイライラしています。



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薬剤師の話
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