2017年10月22日日曜日

■SMBGとCGMの違いは!?

SMBGself-monitoring of blood glucose
穿刺採血を行い、血液より血糖値を 1日数回内の測定ポイントにて測定する。

CGMcontinuous glucose monitoring
皮膚より体液(組織間液)を吸引してそこに含まれるブドウ糖を持続測定する。


2017年10月20日金曜日

■輸液ルートと環境ホルモン

 環境ホルモンとは、正しくは『外因性内分泌攪乱化学物質』というもので、ヒトや野生動物の内分泌の作用を乱し、生殖機能などを阻害する可能性のある環境化学物質のことをいいます。

 輸液用のルートのほとんどは、ポリ塩化ビニル(PVC:Poly vinyl Chloride)でできています。このポリ塩化ビニルを柔軟にするための可塑剤として、DEHP(ジエチルヘキシルフタレート)と呼ばれる物質がよく用いられていますが、この物質が抗がん剤や免疫抑制剤などの一部の薬剤と反応し、環境ホルモンとして溶け出してしまうことがあります。

 この環境ホルモンが人体に及ぼす影響ははっきりとは解明されておらず、まだ不明な点が多いのが現状です。特に急性や毒性の報告例はほとんどなく、現時点で懸念されている点は長期間体内に入り続けることによる長期毒性です。動物実験では精巣や生殖機能に影響を与える例が報告されており、また直接的には肝機能障害を引き起こすと言われています。
 
 特に輸液ルートから環境ホルモンを溶けださせる薬物として抗がん剤と脂肪乳剤などがあり、これらはDEHPの溶出量が多いと言われています。抗がん剤のパクリタキセルはポリ塩化ビニル製の点滴ルートを溶かすことすらあります。
 こうした薬を使用する場合は、通常DEHPが用いられていない輸液ルートを選択します。


2017年10月18日水曜日

■不眠症の受診勧奨の目安

【消費者の状態】
・慢性的な不安やうつ状態が続いている⇒精神疾患の可能性
・痛み、痒み、咳、頻尿など身体的不調による不眠が続いている⇒身体疾患の可能性
・ドパミン系薬、昇圧薬、ステロイド薬、インターフェロン製剤などを服用している⇒薬剤性睡眠障害の可能性
1週間以上不眠症状が続いている⇒医師による診断と治療が必要。
・十分な睡眠をとっていても、昼間に突然眠気に襲われ居眠りしてしまう。


2017年10月17日火曜日

■『器の小さい人』に見られないようにするには、

人間力を構成している要素は、信頼と尊敬と意欲。
『あの人は、器が大きい』とみられるためには、

①方向性を語ること。会社組織においては、経営理念や長期計画を構築し、指し示すこと。
②それに基づく戦略や戦術を立案する際、自分の部門だけでなく、全社的視野に立つ。
③決定事項を素早く断行する。
④関与させること。
⑤権限移譲すること。目標を策定するプロセスに部下を参画させて、意見を聞きながら、落としどころに持っていく。そして、目標が定まったら目一杯任せる。
⑥責任:実行責任と結果責任。
⑦感情を抑制すること。
自分をコントロールできずに、部下を説得し、納得させることはできない。



■落ち着いた心を保つ思考パターン

▽陽気に明るく考え行動する。
どんな状況でも楽しい、ありがたいと思って物事に取り組めば、自然と楽しくなる。つまらない、惨めだと思えば不満だらけになる。常にプラスの面に注目する。

▽対抗意識や憎しみに囚われない。
敵やライバルに対抗意識を燃やすことは、自分の感情を相手に支配させているのと同じ。嫌いな人のことを考える必要などない。

▽感謝されないことを気にしない。
感謝の念とは、後天的なものであり、誰もが普通に抱くわけではない。

▽困難や苦しみを数えず、恩恵を数える。
足りないものを数えるのではなく、当たり前のように自分にあるものを見直し、それを数える。自分に備わっているものをみずに、欠けているもののことばかり考えると悩みは尽きない。

▽自分を知り、自分自身であろうとする。
人の真似をしようとすると苦しくなる。人は誰でも個性的なものだと、自分に自信を持つ。

▽不運に見舞われた時は、嘆くよりもそこから学ぶ。
不運に面したら嘆くのではく、ここからどんな教訓が得られるのだろう、どうしたら状況がかいぜんするだろうと考える。逆境の時こそ自分を鍛えるチャンスだと考える。

▽他人に関心を持ち、自分のことを考える時間を減らす。
自分の利益ばかり考えるから不平不満でイライラする。毎日、誰かに喜んでもらえるような善行を心掛け、自分のことを忘れれば心は安定する。