2015年9月26日土曜日

■アピドラとノボラピッドの違いは!?

アピドラは、亜鉛を含まず単量体として存在するため皮下投与された後の吸収が速く、速やかに血中に移行する。
そのため、最高血中濃度の半分までに到達する時間が、ノボラピッドの32分に対して、アピドラは21分である。
ノボラピッドからアピドラへは同一単位で切り替え可能である。



≪関連記事≫
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?

2015年9月24日木曜日

■ピロリ菌の3次除菌は、何を使う!?

PPI+アモキシシリン1500mg+シタフロキサシン200mg 2× 7日分。
3次除菌は、保険適応外である。




■パキシルCR錠のメリットは!?パキシル錠とパキシルCR錠の換算比は!?

パキシル錠とパキシルCR錠の換算比は、45である。

CR錠は、二相性のcontrolled release錠であり、血中濃度のピークとトラフの幅が小さくなっている。

そのため、パキシル錠と比較して用量は多くなるが、服用開始時の悪心・嘔吐などの副作用の発現率が低く、治療継続率の向上が見込まれている。

半減期は、パキシル錠が14時間でパキシルCR錠が13時間である。

パキシル錠10mg≒パキシルCR錠12.5mg

パキシル錠20mg≒パキシルCR錠25mg

パキシル錠40mg≒パキシルCR錠50mg