2015年8月2日日曜日

■薬の副作用・相互作用・過敏症・中毒

≪薬の副作用≫
病気の治療という薬本来の目的に沿って示される作用を主作用といい、逆に病気の治療という目的に沿わず、体に都合の悪い作用を副作用という。

≪薬の相互作用≫
2つ以上の薬を同時に飲むと一方の作用が強まったり、弱くなったりすることがある。これを相互作用という。

≪薬の過敏症≫
人によっては体内に入った薬に対し免疫機構が異常に反応し、喘息・蕁麻疹・ひどい時にはショックなどの症状を起こすことがある。これを過敏症といい、アレルギー機構が関係している。

≪薬の中毒≫
体内に入った薬によって体に機能障害が起こることを中毒といい、多くは常用量以上の薬を飲んだ時に起こる。




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■抗生物質を使用時の整腸剤の使用について

抗生物質を使用している時の整腸剤として耐性のR製剤が使用されるが、効能・効果はペニシリン系・セファロスポリン系・アミノグリコシド系・マクロライド系・テトラサイクリン系・ナリジスク酸投与時の腸内細菌の異常による諸症状の改善となっており、ニューキノロン系は含まれていない。
ミヤBMは、ニューキノロンにも耐性であるとの報告があり使用されている。



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■プレドニゾロンの漸減の方法は!?

目安としては、5mgを服用中の場合は、12週間の間隔で0.5mgずつ漸減するのが望ましい。
それ以上の用量で服用している場合は14週間の間隔で10%ずつ漸減することが望ましい。
その場合、5mgまで漸減してからは1mg単位で34日程度で漸減することも可能とのことである。
(武田薬品さんより)



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2015年8月1日土曜日

■リスパダール内用液を頓服で使用する時は!?

リスパダールを1包服用して(通常効果発現時間は1560)30分経っても効果が得られない場合、さらに1包追加して服用を検討。
リスパダールは、セレネースと似たような効果であるが、錐体外路症状の副作用が少ない。
また、統合失調症の陰性症状にも有効であり、せん妄にも効果的である。



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■メトホルミン製剤は、ヨード造影剤の使用前になぜ休薬が必要なの!?

ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、メトホルミン製剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるため、検査前は一時的に中止することと添付文書に記載があります。
また、日本糖尿病学会から『糖尿病治療ガイド2012-2013』において、造影剤使用前後48時間は中止することが記載されています。
緊急の検査の場合は、造影剤使用によるアシドーシスについて患者への十分な説明と造影剤使用後の患者フォローが必要となってきます。



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