インフルエンザワクチンの効果の発現と持続期間には、個人差があります。
一般的には、インフルエンザワクチン接種後2週間目頃から5ヵ月間程度効果が持続するとされています。
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2015年3月23日月曜日
2015年3月22日日曜日
■タバコと歯の関係
タバコと歯の関係について厚生労働省の出した調査結果についてです。
☆喫煙者で歯が20本以上の人
・40代90.7%
・50代71.5%
・70代22.2%
☆非喫煙者で歯が20本以上ある人
・40代92.6%
・50代88.1%
・70代32.3%
40歳以上の男性で喫煙しない人は喫煙している人と比べて歯が20本以上ある人の割合が高いことが発表されました。
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☆喫煙者で歯が20本以上の人
・40代90.7%
・50代71.5%
・70代22.2%
☆非喫煙者で歯が20本以上ある人
・40代92.6%
・50代88.1%
・70代32.3%
40歳以上の男性で喫煙しない人は喫煙している人と比べて歯が20本以上ある人の割合が高いことが発表されました。
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2015年3月20日金曜日
■カリメート経口液の経管投与について
■カリメート経口液の経管投与について
▽経口液20%の希釈割合
水10〜15mlを製剤25g(1包)に均一に混ぜると比較的少ない力で製剤を押し出せます。これより、希釈量が少ない場合は製剤を押し出す際に力が掛かるため、コネクターからの脱落に注意してください。
これより細い管は希釈量を多めに、太い管は洗浄量を多めにすることが推奨されます。
8Frで希釈なし〜希釈5mlでは、押し出す力が大きすぎて実用的でないと考えられます。水15mlで希釈すると約40秒かかります。
※腎不全患者は、水分制限を受けている場合が多いので、希釈量と洗浄量の和に注意ください。
▽K交換量
➀in vitro
Na型レジン:1g当たり0.110〜0.135gのKと交換する
Ca型レジン:1g当たり0.053〜0.071gのKと交換する
Ca型レジン:1g当たり約1mEqのKと交換する
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■GI療法(グルコース・インスリン療法)とは、
■ベルソムラは、一包化・粉砕・簡易懸濁法が可能!?
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■カリメート経口液の経管投与について
▽経口液20%の希釈割合
水10〜15mlを製剤25g(1包)に均一に混ぜると比較的少ない力で製剤を押し出せます。これより、希釈量が少ない場合は製剤を押し出す際に力が掛かるため、コネクターからの脱落に注意してください。
▽推奨されるチューブ径
12Fr(10〜14Fr)です。これより細い管は希釈量を多めに、太い管は洗浄量を多めにすることが推奨されます。
8Frで希釈なし〜希釈5mlでは、押し出す力が大きすぎて実用的でないと考えられます。水15mlで希釈すると約40秒かかります。
▽チューブ内の洗浄
12Frのチューブの場合、水10〜15mlを使用してチューブの内壁に付着した製剤を洗浄してください。※腎不全患者は、水分制限を受けている場合が多いので、希釈量と洗浄量の和に注意ください。
■各種陽イオンとイオン交換樹脂の親和性(Kの親和力を1とした際の比)
Na⁺(0.54)<NH₄²⁺(0.66)<K⁺(1)<Mg²⁺(12.4)<Ca²⁺(16.7)▽K交換量
➀in vitro
Na型レジン:1g当たり0.110〜0.135gのKと交換する
Ca型レジン:1g当たり0.053〜0.071gのKと交換する
②in vivo(腎不全患者)
Na型レジン:1g当たり約1mEqのKと交換するCa型レジン:1g当たり約1mEqのKと交換する
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2015年3月15日日曜日
■低アルブミン血症患者に25%アルブミナーを投与後にラシックス(フロセミド)を投与するのは、なぜ!?
アルブミンは、正常人血漿蛋白の約60%を占める最も多い蛋白で、血漿膠質浸透圧の維持に寄与しています。
25%アルブミナー50mlは、人血漿アルブミン濃度を4mg/mlとすると約6倍に濃縮されており、投与することにより、血中の膠質浸透圧を高めて組織中の体液を血管中に移行させます。
その結果、循環血漿量を正常化します。
血中アルブミン値が低いと浸透圧を保つために血管内の水分は、血管外へ移行します。
そこにアルブミナーを投与すると血管外に移行していた水分は、血管内に引き戻されます。
さらに利尿作用のあるラシックス(フロセミド)を投与することによって、腎尿細管での再吸収が抑えられ、膠質浸透圧が上昇し、効率的に浮腫・胸水・腹水などの減少がみられます。
最初にラシックスで利尿をはかっても主に血管内の水分が出てくるだけで、血管内は脱水状態だが、浮腫はあまり改善しないという状況になります。
アルブミナーを投与し、水分を血管内に引っ張りだし、その後に利尿をかけてやることにより、効率よく浮腫を改善することが期待できます。
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■アルブミン製剤の使い分けは!?≪4.4%・5%と20%・25%アルブミン製剤≫
■アルブミン製剤の投与速度は!?
■献血ノンスロンの投与速度は!?
■低アルブミン血症患者に25%アルブミナーを投与後にラシックス(フロセミド)を投与するのは、なぜ!?
■アルブミン製剤の投与期間は!?
■アルブミンとγ-グロブリン(ガンマグロブリン)の寿命はどれくらいですか!?
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25%アルブミナー50mlは、人血漿アルブミン濃度を4mg/mlとすると約6倍に濃縮されており、投与することにより、血中の膠質浸透圧を高めて組織中の体液を血管中に移行させます。
その結果、循環血漿量を正常化します。
血中アルブミン値が低いと浸透圧を保つために血管内の水分は、血管外へ移行します。
そこにアルブミナーを投与すると血管外に移行していた水分は、血管内に引き戻されます。
さらに利尿作用のあるラシックス(フロセミド)を投与することによって、腎尿細管での再吸収が抑えられ、膠質浸透圧が上昇し、効率的に浮腫・胸水・腹水などの減少がみられます。
最初にラシックスで利尿をはかっても主に血管内の水分が出てくるだけで、血管内は脱水状態だが、浮腫はあまり改善しないという状況になります。
アルブミナーを投与し、水分を血管内に引っ張りだし、その後に利尿をかけてやることにより、効率よく浮腫を改善することが期待できます。
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■骨は絶えず作り替えられている!?
骨は硬く丈夫であり、一度作られるとそのままというイメージを持たれがちです。
しかし、骨は新陳代謝を繰り返し、日々作り替えられています。
≪骨吸収≫
古い骨を壊す作用があるのは破骨細胞で、破骨細胞によって骨が壊されることを骨吸収といいます。吸収とはいいますが、骨がカルシウムを吸収するのではなく、骨からカルシウムが溶け出し、骨が壊されていくことを意味します。
≪骨形成≫
新しい骨を作る作用があるのは、骨芽細胞といいます。骨が壊されるとそこに骨芽細胞が取りつき、新しい骨が作られていきます。これを骨形成といいます。
骨吸収と骨形成を相互に繰り返すことで、骨は常に新しく作り替えられています。こうした骨代謝のことを骨のリモデリングといいます。
正常な骨は、骨吸収と骨形成のバランスが保たれているので、骨量は基本的に一定です。しかし、何かの原因でこのバランスが崩れ、骨量が減少すると骨が弱く、脆くなっていきます。
この病態が骨粗鬆症です。
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■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
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古い骨を壊す作用があるのは破骨細胞で、破骨細胞によって骨が壊されることを骨吸収といいます。吸収とはいいますが、骨がカルシウムを吸収するのではなく、骨からカルシウムが溶け出し、骨が壊されていくことを意味します。
≪骨形成≫
新しい骨を作る作用があるのは、骨芽細胞といいます。骨が壊されるとそこに骨芽細胞が取りつき、新しい骨が作られていきます。これを骨形成といいます。
骨吸収と骨形成を相互に繰り返すことで、骨は常に新しく作り替えられています。こうした骨代謝のことを骨のリモデリングといいます。
正常な骨は、骨吸収と骨形成のバランスが保たれているので、骨量は基本的に一定です。しかし、何かの原因でこのバランスが崩れ、骨量が減少すると骨が弱く、脆くなっていきます。
この病態が骨粗鬆症です。
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