年齢 |
1日量 |
成人(15歳以上) |
3g分3 |
5歳~14歳 |
2g分2 |
4歳以下 |
1g分3 |
症状に応じて適宜増減する。
※市販薬 新ビオフェルミンS細粒の小児用量を参考
年齢 |
1日量 |
成人(15歳以上) |
3g分3 |
5歳~14歳 |
2g分2 |
4歳以下 |
1g分3 |
症状に応じて適宜増減する。
※市販薬 新ビオフェルミンS細粒の小児用量を参考
「薬剤師」ってやりがいあるの!?
ドラマ「アンサングシンデレラ」で脚光
昨年、薬剤師が主役のドラマ「アンサングシンデレラ」が放送されました。中には、薬剤師という仕事の中身を始めて知った人もいるのではないでしょうか。
フジテレビ:「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」
https://www.fujitv.co.jp/unsung/
石原さとみさん主演の初め病院薬剤師を主人公として描く日本の連続ドラマは、初となります。そんな薬剤師の仕事のやりがいについて見ていきましょう。
薬剤師のやりがいを「感じる瞬間」
薬のスペシャリストとして、
①患者さまの薬の治療に関われる
医師から処方された薬の内容を確認して、
・検査結果を見て、肝臓や腎臓の機能に合った量なのか。
・患者さまの薬の血中の薬物濃度を測定して、適した量・間隔なのか。
・抗がん剤治療において、いかに副作用を少なく治療を受けられるのか。
などを医師に提案を行い、患者さまの薬の治療に関われます。
医師も自分の専門の診療科の薬は詳しいですが、専門の診療科以外の薬については、あまり詳しくないことも多いです。例えば、外科医は手術することをメインの治療として考えていることが多く、薬の治療について疎いこともあります。
薬のスペシャリストとして、個々の患者さまの飲んでいる薬の適正に投与に関わっていくことができます。
②患者さまとコミュニケーションが取れる
医師とは治療全般について話や相談を行いますが、薬剤師とは薬の話がメインとなります。薬について深くコミュニケーションを取ることが出来ます。
≪場面1≫
患者さまより「粉薬は飲むの得意なんだけど、この錠剤大きくて飲みにくいんだよね~。」と相談があれば、
薬剤師「この錠剤は同じ量の粉薬にも水薬にも変えることができます。」
と患者さまとコミュニケーションを取り、飲みやすい薬を医師に提案することができます。
≪場面2≫
患者さま「薬代が高くて~なんとか安くならないかしら。」と相談を受けたら、
薬剤師「同じ成分で同じ効き目のジェネリック医薬品に変えることができます。」と医師に患者さんの経済面の希望に応じた薬を提案することができます。
薬の内容に関して患者さまと最も深くコミュニケーションを取っていき、患者さまに合った薬を検討していくことができます。
③患者さまだけでなく、周りの人に頼られる
家族や親戚や友達の中に、薬剤師がいるとすごく役に立つんです。
「風邪を引いたけど、何の薬飲んだらいいんだろう」
「生理痛があって痛み止めを飲んだけど、あまり効いてないみたい。どうしよう。」
「子供が喉が痛いって言ってるんだけど、半年前にもらったこの薬を飲んでも大丈夫かしら。」
という風な場面、誰に相談したらいいんだろうと思いますよね。家族や親戚や友達の中に薬剤師がいたら、相談に乗ってくれて、アドバイスを受けることが出来ます。
ぼくの周りの薬剤師に聞いても、ほぼ全員が家族や親戚や友達から薬に関する相談を受けたことがあると言っていました。周りに1人薬剤師がいたら、すごく役に立つし、重宝されます。
周りの人に頼られる、役に立つことができたら嬉しいですよね!
「アンサング・シンデレラの意味は...」
「アンサング シンデレラ(unsung Cinderella)」とは、「アンサング ヒーロー(unsung hero)」=「縁の下の力持ち」という言葉と、主人公が女性であることから、ヒロイン「シンデレラ(Cinderella)」に由来しています。
「アンサング・シンデレラ」は、「縁の下のヒロイン」といった意味になります。
医療現場を、“裏で支えてくれている存在”を意味しています。
『エエーッ!!良いことしているのに、世の中に知られていないって悲しい。』と思うかもしれませんが、
医師や看護師のように目立たなくても、薬と病気に関する専門知識を持ち、患者さまにとって話しやすい存在である『薬剤師って素敵』だと思います。