患者さんが、入院してきた時に持ってこられた持参薬を当院採用薬に切り替えたい時に、たまにこの事例ありますよね!!
≪ネオドパストンとECドパールの成分量≫
・ネオドパストンL100成分量:レボドパ100mg/カルビドパ10mg
・ECドパール配合錠成分量:レボドパ100mg/ベンセラジド25mg
≪切り替え案≫
ネオドパストン(レボドパ/カルビドパ配合剤)とECドパール配合剤(レボドパ/ベンセラジド)の切り替えは、レボドパ量として効力比は、ほぼ1:1のため①、同量のレボドパ量として切り替えて、様子を見て増減してください。
レボドパ/カルビドパ配合剤とレボドパ/ベンセラジド配合剤とを比較した試験では、臨床効果で差を認めませんが、末梢性の副作用はレボドパ/カルビドパ配合錠の方が多いと報告されています②。
[引用文献]
① Rinne UK, et al. : Neurology 1979;29(12):1584-1589
②
比嘉康宏 ほか:新薬と治療 1982;31(3):435-451
≪相互リンク≫