(1)電位依存性カルシウムチャネルα2δ-1サブユニットに強力かつ持続的に結合(in vitro)し、鎮痛効果を発揮する国産の新規末梢性神経障害性疼痛治療剤。
(2)日本人を含むアジア人を対象とした第Ⅲ相臨床試験で、優れた鎮痛効果を示している。
(3)タリージェ30mg/日群では、投与開始1週目から平均疼痛スコアの低下を示している。
(4)日本人を含むアジア人を対象とした第Ⅲ相臨床試験(長期投与期)において、52週にわたり鎮痛効果が維持されたことが確認されている。
(5)臨床試験における副作用の発現状況は以下のとおり。
▽糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)
日本を含むアジアで実施したDPNP患者を対象とした臨床試験において、854例中267例(31.3%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。主な副作用は、傾眠107例(12.5%)、浮動性めまい77例(9.0%)、体重増加27例(3.2%)等でした。〔承認時〕
●帯状疱疹後神経痛(PHN)
日本を含むアジアで実施したPHN患者を対象とした臨床試験において、553例中241例(43.6%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。主な副作用は、傾眠110例(19.9%)、浮動性めまい65例(11.8%)、体重増加37例(6.7%)等でした。〔承認時〕