2018年7月24日火曜日

■睡眠薬(精神導入剤)とは?

¢こころの病気では、睡眠が不安定になってしまうことは非常に多いです。
¢睡眠が十分にとれないと心身の疲労が回復せず、集中力低下や自律神経症状などにつながってしまいます。ですから睡眠を整えることは、様々な病気の治療で共通して重要になります。 
¢睡眠薬は、睡眠導入剤や眠剤などとも呼ばれたりしますが、現在5種類のメカニズムのお薬が発売されています。

 
¢非ベンゾジアゼピン系
超短時間型:マイスリ
・アモバン・ルネスタ
¢ベンゾジアゼピン系
超短時間型:ハルシオン
短時間型:レンドルミン・エバミール
/ロラメット・リスミー・デパス・サイレース/ロヒプノール
中間型:ユーロジン・ベンザリン
/ネルボン
長時間型:ドラール
¢メラトニン受容体作動薬:ロゼレム
¢オレキシン受容体拮抗薬:ベルソムラ
¢バルビツール酸系:ラボナ・イソミタール
バルビツール酸系は古いお薬で安全性が低く、使われることは稀。



≪相互リンク≫
薬剤師の話
病院薬剤師日記
旧病院薬剤師日記

2018年7月23日月曜日

■お薬手帳とは!?

 『おくすり手帳』とは、自分が飲んでいるおくすりの「名前」・「量」・「飲み方」・「使用法」・「注意事項」・「管理の仕方」などを記録しておく手帳です。
 薬局では、この手帳に書かれた内容により「おくすりの飲み合わせに問題はないか」「同じおくすりが重複して処方されていないか」などを確認することができます。いろいろな医療機関にかかった場合でも、適切な処方を受けられるのでとても便利です。
 また、『おくすり手帳』は、病院・薬局に行く時だけではなく、ふだんも持ち歩くようにしましょう。地震などの災害が起きたときや緊急を要するときには必要なおくすりが正確にわかり、ふだん通りにおくすりを飲むための手助けとなります。特に高齢者の場合は、『おくすり手帳』を見てご家族の方も一緒におくすりの管理をすることができます。




≪相互リンク≫
薬剤師の話
病院薬剤師日記
旧病院薬剤師日記
薬剤師の話:facebookページ