2015年6月22日月曜日

■栄養指標としてのアルブミンの 有用性は!?

【栄養指標としてのアルブミンの 有用性は!?】
①半減期が約21日分
②高齢者では低下傾向
③病態によっても低値になる
④急速輸液などによる希釈により低下
⑤脱水により高値
アルブミンは、非常に有効な栄養指標ですが、患者さんの状態をみながら評価していかなければいけません。
大事なことは、 アルブミンが下がったのが 分かってからでは、もう遅いということです!!
・栄養状態が悪くなってもう3週間立ちます!!
・3週間前からすでに栄養状態が悪いんです!!
ってことなんです。



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■Moist Wound Healing:モイスト・ウンド・ヒーリング

【Moist Wound Healing:モイスト・ウンド・ヒーリング】
創傷は、乾燥させて治療するものと永らく考えられてきました。
しかし、『創面を乾燥させて治療する』という考え方に疑問を唱え、1962年Winter達は、 『創面を浸潤環境におくと創傷治癒が促進される(モイストウンドヒーリング)』という新しい概念を発表しました。
実は、傷っていうのは、乾燥させた方が早く治るのではなく、適した浸潤環境においた方が、早く治っていくのです。



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