2014年4月14日月曜日

■透析患者へのヘプセラ錠(アデホビルピボキシル)の投与方法

■透析患者へのヘプセラ錠(アデホビルピボキシル)の投与方法
≪常用量≫
1回10mgを1日1回

≪透析患者への投与方法≫
透析後に10mgを週に1回投与

≪保存期腎不全患者への投与方法≫
▼CLcr ≧50ml/min
1日1回10mg投与

▼CLcr 2049ml/min
10mgを2日に1回投与

▼CLcr 1019ml/min
10mgを3日に1回投与

▼GFR 2050ml/min
10mgを48時間毎に投与

▼GFR 20ml/min
10mgを72時間毎に投与

▼透析患者
透析後に10mgを週に1回投与


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2014年4月13日日曜日

■アスピリン腸溶錠を粉砕して投与する意味は!?

急性期、早くアスピリンを効かせたい時、
バイアスピリン錠100mg(腸溶錠)を粉砕して投与することがあります。

≪アスピリン≫
▼不可逆的シクロオキシゲナーゼ阻害作用
▼作用発現時間➡素錠では10分・腸溶錠では4時間
※作用発現まで4時間かかる腸溶錠を粉砕したら⇒作用発現時間が素錠の10分に近づきます。

◆作用発現までの時間を急ぐ時は、アスピリン腸溶錠を粉砕し投与するってことですね。