妊娠中に禁止されているワクチンには、風疹・おたふくかぜ・水痘などの生ワクチンがあります。
破傷風トキソイドやインフルエンザワクチンなどの不活化ワクチンは妊娠中でも接種しても安全と考えられています。
しかし不活化ワクチンも理論的なリスクがないわけではありませんので、今後さらなる検討が必要です。
献血ポリグロビンN10%は、IgG(人免疫グロブリン)濃度が、献血ポリグロビンN5%の2倍の製剤です。
同量のIgGを投与する場合、5%製剤と比べて10%製剤は投与量が1/2となるため、循環負荷の軽減に繋がります。また、投与にかかる時間も短縮でき、患者さんのQOL向上に貢献されます。