2017年6月27日火曜日

■高齢患者の輸液管理のポイント

・高齢者では、知覚感覚の低下によって血管外に漏れていても痛みを訴えない場合や、医療者に遠慮して異常を感じても訴えない場合がある。このため観察を十分に行う。

・輸液側の腕の動かしてよい可動域を説明する。

・ベッドから立ち上がる際や点滴スタンドを持って歩行する際の転倒予防のため、トイレなどの移動前には必ずナースコールを押すよう説明する。

・移動時に輸液ラインが足に絡まないようにラインの長さを調節する。

・衛生面から、輸液ラインが膝より低い位置にならないようにする。



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2017年6月26日月曜日

■シリンジポンプ使用時の留意点

・ポンプ用の架台が付いた点滴スタンドを使用する。

・シリンジポンプは臥床している患者の心臓位置より高くしない。

・複数台のシリンジポンプを使用する場合は、できるだけ落差を少なくする。

・シリンジポンプを使用している場合、他の輸液製剤の投与には、すべて輸液ポンプを使用する。

・輸液ラインを接続する前に早送りをする(シリンジのフランジとスリットの隙間、シリンジの押し子とスライダーの隙間をなくすため)



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