2017年5月11日木曜日

■高収益をもたらすニッチ(隙間)戦略群

①独自能力型
他社にはない技能・ノウハウを武器にして商品・サービス・販売体制を構築する。

②流通経路特定型
流通経路を特定し、その経路と独占的なパートナーシップを築き上げる(特定の業者・専門家のニーズに特化した商品を販売するなど)

③特定ニーズ対応型
商品に対するニーズを分解し、その中の1つに絞り込むなど、類似商品に対する特定のニーズに積極的に対応する。

④地域限定型
対象地域を絞り込み、自社が有利になるまで小さくしていく。

⑤期間限定型
年に1度か2度だからスキルは身につかないが、企業にとって重要で、非効率な業務を代行する(年度決算、棚卸業務など)

落ち穂拾い型
大企業が見向きもしないほど絶対的な小規模市場にのみ参入する。

⑦残存者利益型
ニーズが縮小しつつある市場で生き残りを目指す。最後まで生き残ると市場を独占できる。

⑧数量限定型
ニーズに応える数は売れるが、あえて売らずに行列ができるようにする。

⑨オーダーメイド型
効率重視のプロセス画一化を避け、ペルソナの要望を最優先して細部まで対応する。

⑩スイッチング高コスト型
経済的・物理的・心理的に、他社への切り替えが負担になる関係を顧客と築く。



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■インバスケット思考とは!?

  インバスケットとは、限りある時間の中で架空の立場になり、多くの案件をより成果が出るように処理するビジネストレーニングツールです。1950年代のアメリカ空軍から活用され始めた究極のアウトプットツールであり、現在は、日本の大企業の多くが管理職やリーダーの選抜ツールとして活用しています。
  インバスケットとは、直訳すると『未処理箱』です。上司や社長の机の上に置かれている、まだ決裁されていない書類などが入れられた箱のことです。メールに言い換えると、まだ開封されていないメールがたくさん入っている受信箱のことです。これらの多くの案件を限られた時間の中で、架空の立場になってより精度高く処理するビジネスシュミレーションゲームのことです。
  インバスケット思考とは、『限りある時間の中でさばききれない仕事がある状態』、つまりインバスケット状態の中で、より成果を出す仕事の進め方や判断方法のことです。
  インバスケットのトレーニングは、自分自身の課題を知ることができるだけでなく、大きな3つの効果があります。
  ①仕事の進め方が劇的に変わる⇒正しい優先順位設定ができる。
  ②トラブルが大幅に減る⇒本質的な問題解決力がつく。
  ③自信を持って判断ができる⇒正しい判断の方法が身につく。



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