≪アスピリン≫
▼不可逆的シクロオキシゲナーゼ阻害
▼作用発現時間➡10分・腸溶錠では4時間
▼作用持続時間➡血小板の寿命(7〜10日)
▼術前休薬期間の目安➡約7日前
≪チクロピジン≫
▼不可逆的血小板ADPレセプター阻害
▼作用発現時間➡3日
▼作用持続時間➡血小板の寿命(8〜10日)
▼術前休薬期間の目安➡10〜14日前
≪クロピドグレル≫
▼不可逆的血小板ADPレセプター阻害
▼作用発現時間➡5日
▼作用持続時間➡血小板の寿命(8〜10日)
▼術前休薬期間の目安➡14日以上前
≪シロスタゾール≫
▼可逆的PDE阻害(血小板他)
▼作用発現時間➡3時間
▼作用持続時間➡半減期:α相2.2時間、β相18.0時間⇒48時間で消失
▼術前休薬期間の目安➡3日前
【参考:各製品インタビューフォーム、添付文書】
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2014年4月12日土曜日
2014年4月10日木曜日
■簡易懸濁法できない薬剤
■簡易懸濁法できない薬剤
フェロミア錠・プラビックス錠・ワソラン錠など
⇒(薬を口から飲み込むことが出来ない患者様に)薬を溶かして経管から投与する簡易懸濁法を行う時、55度の温湯では溶けない。
⇒粉砕してから投与
⇒簡易懸濁法○
※温湯に溶けないだけで、簡易懸濁法投与はできる。
■腸溶錠
≪ラベプラゾール錠・オメプラゾール錠≫
⇒簡易懸濁法時、55度の温湯では溶けない。
⇒粉砕してから投与
⇒簡易懸濁法×
▼ラベプラゾール・オメプラゾールは、腸溶性にフィルムコーティングされた薬剤であり、粉砕により腸溶性のコーティングが壊れ、胃酸で分解されるため投与しても効果が見られない。
▼粉砕物をチューブなどで腸に通す場合は、粉砕可。
ラベプラゾール錠・オメプラゾール錠の簡易懸濁法
➡ランソプラゾール錠へ
※ランソプラゾールは、腸溶性細粒を含む口腔内崩壊錠であり、簡易懸濁法投与でもコーティングが維持されるため簡易懸濁法○
■除放性薬剤であるニフェジピンLもしくはCRを粉砕した場合は!?
ニフェジピンL・CRは、徐放性製剤であり、粉砕する事により、徐放性機序が崩壊し、粉砕による粒子の大きさによって薬の持続時間にバラつきが出るため、粉砕不適である。
■デパケンR錠の簡易懸濁法は!?
デパケンR(200)4T2×
⇒簡易懸濁法の指示
⇒粉砕して投与すると徐放性機能が失われてしまう。
⇒デパケン細粒に変更。
デパケンR(200)4T2×
=デパケン細粒800mg3×
≪関連記事≫
■GI療法(グルコース・インスリン療法)とは、
■ベルソムラは、一包化・粉砕・簡易懸濁法が可能!?
■カリメート散は、注入時どのような投与方法を行えばチューブに詰まりにくく投与できますか?
■カリメート経口液の経管投与について
フェロミア錠・プラビックス錠・ワソラン錠など
⇒(薬を口から飲み込むことが出来ない患者様に)薬を溶かして経管から投与する簡易懸濁法を行う時、55度の温湯では溶けない。
⇒粉砕してから投与
⇒簡易懸濁法○
※温湯に溶けないだけで、簡易懸濁法投与はできる。
■腸溶錠
≪ラベプラゾール錠・オメプラゾール錠≫
⇒簡易懸濁法時、55度の温湯では溶けない。
⇒粉砕してから投与
⇒簡易懸濁法×
▼ラベプラゾール・オメプラゾールは、腸溶性にフィルムコーティングされた薬剤であり、粉砕により腸溶性のコーティングが壊れ、胃酸で分解されるため投与しても効果が見られない。
▼粉砕物をチューブなどで腸に通す場合は、粉砕可。
ラベプラゾール錠・オメプラゾール錠の簡易懸濁法
➡ランソプラゾール錠へ
※ランソプラゾールは、腸溶性細粒を含む口腔内崩壊錠であり、簡易懸濁法投与でもコーティングが維持されるため簡易懸濁法○
■除放性薬剤であるニフェジピンLもしくはCRを粉砕した場合は!?
ニフェジピンL・CRは、徐放性製剤であり、粉砕する事により、徐放性機序が崩壊し、粉砕による粒子の大きさによって薬の持続時間にバラつきが出るため、粉砕不適である。
■デパケンR錠の簡易懸濁法は!?
デパケンR(200)4T2×
⇒簡易懸濁法の指示
⇒粉砕して投与すると徐放性機能が失われてしまう。
⇒デパケン細粒に変更。
デパケンR(200)4T2×
=デパケン細粒800mg3×
≪関連記事≫
■GI療法(グルコース・インスリン療法)とは、
■ベルソムラは、一包化・粉砕・簡易懸濁法が可能!?
■カリメート散は、注入時どのような投与方法を行えばチューブに詰まりにくく投与できますか?
■カリメート経口液の経管投与について
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