2013年10月30日水曜日

■トラムセット処方案

・トラムセット4T4×(投与間隔を4時間以上あけること)
※症状に応じて適宜増減するが、1回2錠,1日8錠を超えて投与しないこと。
副作用:悪心(41.4%)・嘔吐(26.2%)・傾眠(25.9%)・便秘(21.2%)・眩暈(18.9%)
吐気・嘔吐・眠気の副作用は、3~7日間で耐性ができてきます。
空腹時の投与を避けることが望ましい⇒気になるようなら胃薬の併用を。
吐気対策としては、ナウゼリンを併用する。
便秘対策としては、センナル・マグミットを併用する。
処方例)
・トラムセット     4T 4×
・ナウゼリン(10)  4T 4×食前・就寝前 7日分
※7日間程度で耐性を生じるため、薬を増量しない限りは7日処方でよい。
・センノサイド(12) 1~4T 1× 適時
・マグミット(330)  3~9T 3×  適時


にほんブログ村:薬・薬剤師ブログ

■リリカカプセル処方案

①腎機能が正常か確認(腎機能正常[クレアチニンクリアランス>60])
⇒腎機能が正常でなければ、適正量を計算します。
②リリカ(75)2C2×MA 7日分or14日分
副作用:傾眠(24.5%)・眩暈(22.5%)・浮腫(17.2%)
傾眠・眩暈の副作用は、3日間ぐらいで耐性ができてきます。

③再診時(1週間以上経過後)
・傾眠・眩暈などの副作用症状が気にならなかったら
リリカ(75)4C2×MA
・傾眠・眩暈などの副作用症状が気になるなら
リリカ(75)3C2×(朝1-夕2)
※年齢、症状により適宜増減するが、1日最高600mgを超えないこと。


にほんブログ村:薬・薬剤師ブログ