薬剤師の話
病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。
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胃薬
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2018年5月10日木曜日
■ネキシウムの作用と特性は!?
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ネキシウム(エソメプラゾール)は、ラセミ体であるオメプラゾールの一方の光学異性体(S体)を含有するプロトンポンプ阻害薬(PPI)で、胃の壁細胞に存在するプロトンポンプH+, K+-ATPase を阻害し、胃酸の分泌を抑制します。 ネキシウムは薬物動態及び薬力学作用の個体間変動が小...
2017年11月28日火曜日
■P-CABと従来型PPIのピロリ菌除菌率における比較は!?
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■ P-CAB と従来型 PPI のピロリ菌除菌率における比較は!? 一次除菌率 二次除菌率 タケプロン 75.9 % オメプラール 81.1 % 80...
2015年7月25日土曜日
■ピロリ菌における尿素呼気試験で偽陰性を生じる可能性のある薬剤
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ピロリ菌のウレアーゼ活性に影響を与える薬剤を服用していると、ピロリ菌が残っているにも関わらず、除菌されてしまったような『偽陰性』の判定が出る可能性がある。 ▽偽陰性を生じる可能性がある薬剤 以下のような薬剤服用中または服用中止直後では、偽陰性になる可能性がある...
2015年5月24日日曜日
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
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アルロイドGは吸収されて効果を発揮するのではなく、物理的に胃・十二指腸粘膜を保護して作用するので服用後すぐに水を服用すると、付着した薬の部分が取れてしまう可能性があります。 そのため水などの摂取は、 30 分ぐらい控えた方が良いです。 ≪関連記事≫ ■ランサッ...
2015年5月17日日曜日
■ガスター注を1日2回に分割して静注するのと、2回分を24時間かけて持続点滴投与するのでは効果に差があるんですか!?
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≪メーカーより回答≫ 24時間かけて投与した方が胃内pHを高く維持したの報告があります。 一方、高齢者や胃潰瘍患者では効果に差がなかったとの報告があります。 ≪関連記事≫ ■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!? ■アルロイドGを服用した後、水などを...
2013年11月13日水曜日
■プロトンポンプ阻害薬(PPI)比較
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■PPI比較 すべて腸溶性製剤である。タケプロンのみ経管投与できる。嚥下困難な患者、経管投与の症例においてタケプロンが有用である。パリエットは薬物相互作用が少ない。 ▼酸分泌抑制効果 オメプラール<タケプロン<パリエット ▼薬物相互作用 オメプラー...
2013年11月12日火曜日
■H2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)比較
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■H 2 ブロッカー比較 タガメットは世界初のH 2 ブロッカーである。 ▼相互作用 タガメットは、CYP阻害作用を有し、多くの薬剤との相互作用あり。ザンタックは一部のCYPに対し弱い阻害作用あり。ガスター・アシノンは、代謝にCYPの関与なし。 ...
2 件のコメント:
2013年11月11日月曜日
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
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■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H 2受容体拮抗薬) ≪作用発現≫ PPI<H 2 ブロッカー PPI ( 6時間~ ) 、H 2 ブロッカー ( 2~3時間 ) ≪作用持続性≫ PPI>H 2 ブロッカー PPI...
2013年11月10日日曜日
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
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≪胃薬について≫ ▼攻撃因子抑制薬 ・プロトンポンプ阻害薬 ( PPI ) ⇒最も強力な酸分泌抑制作用を有する。 オメプラール、オメプラゾン、タケプロン、パリエット、ネキシウム ・H 2 受容体拮抗薬 ( H 2 ブロッカー ) タガメット、ザン...
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