薬剤師の話
病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。
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糖尿病薬
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2017年11月24日金曜日
■マリゼブ錠12.5mg・25mg【持続性選択的DPP-4阻害剤 経口糖尿病用剤】
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≪製造・販売≫ MSD ≪一般名≫ オマリグリプチン ≪発売予定≫ 2015 年 11 月 ≪効能・効果≫ 2 型糖尿病 ≪用法・用量≫ 通常、成人にはオマリグリプチンとして 25 mgを 1 週間に 1 回経口投与...
2015年9月19日土曜日
■SU剤とグリニド薬の併用はできるの!?
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適応は認められていません。 SU薬とグリニド薬はいずれもインスリン分泌を促します。 膵β細胞のATP感受性カリウムチャネルに結合して作用を発揮し、結合部位を共有します。 したがって、一般に長時間作用型であるSU薬と短時間作用型のグリニド薬の併用意義は見出しに...
2015年8月1日土曜日
■メトホルミン製剤は、ヨード造影剤の使用前になぜ休薬が必要なの!?
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ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、メトホルミン製剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるため、検査前は一時的に中止することと添付文書に記載があります。 また、日本糖尿病学会から『糖尿病治療ガイド 2012-2013 』において、造影剤使用前後 48 ...
2015年7月27日月曜日
■グルカゴン様ペプチド1(GLP-1)とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)の作用
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≪GLP-1の作用≫ ▽膵島 ・血糖依存性グルカゴン分泌抑制(α細胞) ・血糖依存性インスリン分泌・産生刺激(β細胞) ・膵β細胞増殖亢進・アポトーシス抑制(β細胞) ▽消化管 ・消化管運動抑制 ・胃排泄遅延 ・胃酸分泌抑制 ▽脳 ・食欲抑制 ・神経細胞...
2015年7月20日月曜日
■SU(スルホニルウレア)剤による二次無効とは!?
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経口薬で、人によっては始めから十分に薬が効かないこともあり、これを『一次無効』と呼びますが、途中から効果がなくなることは『二次無効』と呼びます。 SU剤は、糖尿病治療薬として使用されているが、長期にわたって使用していると次第に効力が落ちてくることがあります ( 二次無効 )...
2015年5月27日水曜日
■インスリン治療:BOT(Basal Supported Oral Therapy )とは!?
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今、 服用している飲み薬をそのままで続けながら『持効型』と呼ばれる効果が長く続くインスリンを1日1回だけ注射するインスリン治療法をBOT (Basal Supported Oral Therapy ) といいます。 飲み薬と持効型インスリンの効果を合わせて血糖値を下げる方法...
2014年9月27日土曜日
■糖尿病患者数
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日本の糖尿病患者数は、生活習慣や社会環境の変化に伴って、急速に増加している。国際糖尿病連合が発表した『 Diabetes Atlas 2012 update 』によると成人 (20 ~ 79 歳 ) における世界の糖尿病人口は 2012 年時点で約 3 億 7100 万人とみ...
2014年6月19日木曜日
■SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation【2014年6月13日】
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≪SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation【2014年6月13日】≫ ① SU 薬などインスリン分泌促進薬やインスリンと併用する場合には、低血糖に十分留意して、それらの容量を減じる。患者にも低血糖に関する教育を十分行うこと。 ・グリメピリド 2 ...
2014年5月21日水曜日
■ビグアナイド薬≪メトグルコ≫の適正使用に関するRecommendation
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我が国のビグアナイド薬の投与患者において、諸外国と比べて必ずしも頻度は高くないものの乳酸アシドーシスが報告されている。乳酸アシドーシスは、しばしば予後不良で、死亡例も報告されており、迅速かつ適切な治療を必要とする。乳酸アシドーシスの発現を避けるためには、投与に当たり患者の病態...
2013年11月22日金曜日
■乳糖不耐症
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乳糖がラクターゼによって消化吸収されなくなると、高濃度の乳糖による浸透圧上昇により、腸管内に水分が引き込まれて下痢を起こす。また吸収されない乳糖は小腸を通して大腸に入り、腸内細菌によって発酵し、腹部膨満感と酸性便を起こす。
2013年11月21日木曜日
■α-GI(α-グルコシダーゼ阻害薬)の違いは!?
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現在、日本で発売されているα - GIには、アカルボース ( グルコバイ ) ・ボグリボース ( ベイスン ) ・ミグリトール ( セイブル ) がある。 ▼間接比較試験にて、食後血糖 1 時間値を抑えた順 セイブル 50 mg>グルコバイ 100 mg>ボグリ...
2013年11月20日水曜日
■SU剤効力比の比較
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▽グリメピリド ( アマリール )1mg ≒グリクラジド ( グリミクロン )40mg ≒ グリベンクラミド ( オイグルコン・ダオニール )1.25mg ▽グリベンクラジド 2.5 mg≒インスリン 8 ~ 12 単位 ▽グリメピリド 3 mg≒インスリン...
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