薬剤師の話
病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。
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2018年5月11日金曜日
■ハンプは注射用水で溶解後そのまま投与できますか!?
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投与可能です。ただし、微量輸液ポンプが必要になります。 なお、ハンプ(室温保存製剤)1バイアルを注射用水5mLで溶解した場合の浸透圧比は約1になります。 参考:第一三共医薬品情報提供 ≪相互リンク≫ 薬剤師の話 病院薬剤師日記 旧病院薬剤師日記 薬剤師の話:...
2017年11月27日月曜日
■グルカゴン注の常温での安定性は!?
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グルカゴン注は、冷所保存しなければいけない薬剤です。 グルカゴン注の常温での安定性は、 30 ℃遮光下で 4 ヶ月まで規格値内である。 徐々に分解されていくため、 5 ヶ月目以降の安定性は保証されていません。 ≪関連記事≫ ■単剤投与してほしい注射剤...
2017年10月16日月曜日
■アルプロスタジル注の投与ルートは、非吸着型ですか!?
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アルプロスタジルは脂肪乳剤含有の為に、非吸着型のルートを使用するようメーカーより回答あり。 ≪関連記事≫ ■単剤投与してほしい注射剤 ■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!? ■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!? ■PPI(プロトン...
2017年10月7日土曜日
■DOA(ドパミン)とDOB(ドブタミン)の違いは!?
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両者とも、心臓機能を改善し血圧を上げることで、血液の流れや尿の出を良くする注射薬ですが作用機序が異なります。 ≪ドパミンの作用機序≫ (1) 心収縮力増強作用:冠動脈血流 , 大動脈血流及び LV dp/dt は投与量に比例し増加 (2) 腎血流量増加作用:ドパミン受容...
2017年6月1日木曜日
■注射用抗菌薬(抗生剤)使用時の注意
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・初回投与時にはアナフィナキシー症状が出現する可能性があるため、投与開始から 60 分間は十分な観察を行い、異常時には俊敏に対応する。 ・開始後、 5 分間はベッドサイドを離れず、患者の状態を観察する。 ・患者の手の届く位置にナースコールを置く。 ...
2017年5月26日金曜日
■注射薬剤配合変化・薬剤効果低下の防止について
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≪配合変化の防止法≫ 1. 複数の薬剤をすべて同一シリンジに加えると配合変化を起こしやすい。 2. 酸性の強いものやアルカリ性の強いものはシリンジを交換し、単独で輸液内に混注する。 ▽アルカリ性の強い薬剤 (pH8 以上 ) 『アレビアチン』、『...
2016年9月12日月曜日
■NSAIDの注射の適応についてまとめてみました!!
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▽アセリオ静注 【成分名:アセトアミノフェン】 ≪適応:疼痛、解熱≫ ▽ロピオン静注 【成分名:フルルビプロフェンアキセチル】 ≪適応:術後、各種癌≫ ▽サルソニン静注 【成分名:サリチル酸ナトリウム】 ≪適応:症候性神...
2014年6月8日日曜日
■『緩徐に静注!?』『緩徐に点滴静注!?』
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・「緩徐に静注」は20mL以下の容量で3~5分かけて投与すること、 ・「緩徐に点滴静注」は1mL/分の速度で投与すること ※あくまで考え方の一つとして考えていただけたら幸いです。 ≪関連記事≫ ■投与速度に注意が必要な注射 ■投与速度に注意が必要な注射:抗生物...
2014年4月24日木曜日
■投与速度に注意が必要な注射
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■主な商品名(一般名) ナファタット注 フサン注 ≪薬効≫ 蛋白分解酵素阻害薬 ≪投与速度≫ 0.2mg/kg/時以下で点滴静注 ≪急速投与による副作用≫ 静脈炎 壊死 血圧低下 ■主な商品名(一般名) ロピオン注 ≪薬効≫ 非ステロイド性消炎...
2014年4月23日水曜日
■投与速度に注意が必要な注射:抗生物質・抗ウィルス薬
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■主な商品名(一般名) ペントシリン注 ≪薬効≫ ペニシリン系抗生物質 ≪投与速度≫ 1時間以上かけて点滴静注、静注時は緩徐に投与 ≪急速投与による副作用≫ 血管痛 静脈炎 ■主な商品名(一般名) セファメジン注 セフメタゾール注 セファピコール注 ...
2014年4月21日月曜日
■投与速度に注意が必要な注射:循環器用薬
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■主な商品名(一般名) ドブタミン注射用 ≪薬効≫ カテコラミン製剤 ≪投与速度≫ 20μg/kg/分以下で点滴静注 ≪急速投与による副作用≫ 不整脈 血圧上昇 ■主な商品名(一般名) ノルアドレナリン注射用 ≪薬効≫ カテコラミン製剤 ≪投与速度≫...
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