2017年10月26日木曜日

■気管挿管とは!?

気管挿管(きかんそうかん、英: Intubation)は、気管に口または鼻から喉頭を経由して「気管内チューブ」を挿入を行う気道確保方法。
気管挿管は「確実な気道確保」と「誤嚥の防止」のため施行される。一般に以下の場合に行う。
意識レベル低下、昏睡状態、特に心肺停止患者における気道確保に行われる。
全身麻酔にて、特に人工呼吸管理を施行する場合に行われる。



■乳化剤(界面活性剤)とは!?

 『界面活性剤』は、1分子中に親水基と疎水基をもつ物質の総称です。
 通常、油性成分と水性成分は混ざらず、そのままでは分離してしまいます。しかし、界面活性剤を添加することにより油―水の界面で界面活性剤の親水基が水に、疎水基が油に侵されて配合し、水と油を繋ぐ役割を果たすことによって混和することができます。
 一般的には、親水性に富む界面活性剤(O/W型乳化剤)O/W型の剤型に用いられ、疎水性に富む界面活性剤(W/O型乳化剤)W/O型の剤型に用いられます。



■ゲムシタビン点滴静注液は、製薬メーカーにより、薬剤濃度が異なる!!



販売名


ゲムシタビン点滴静注200mg/5.3ml『ホスピーラ』

ゲムシタビン点滴静注1/26.3ml『ホスピーラ』


ゲムシタビン点滴静注200mg/5ml『サンド』

ゲムシタビン点滴静注1/25ml『サンド』


薬剤濃度


38mg/ml


40mg/ml




2017年10月25日水曜日

■局所麻酔薬の1%キシロカイン注射液とE入りの1%キシロカイン注射液は何が違うの!?

キシロカイン注は、局所麻酔で使用される薬です。
キシロカインEは、キシロカインにエピネフリンという血管収縮剤を混ぜたものです。
エピネフリンは、血管収縮作用があるため、作用時間が長くなり、局所の出血が少なくて済むという利点があります。
しかし、血行障害による壊死に陥ることがあるため、指・足趾での使用は禁忌です。
またキシロカインEを使いすぎると動悸、血圧上昇などの副作用が起きる可能性があります。
そのため、どのような処置をするための麻酔なのかによって使い分けられています。


■ニューモバックスをシリンジに充填したら、何時間後まで使用可能か!?

万有製薬より、シリンジに充填した後の有効性、安定性を見たデータがないため、当日中の使用を推奨している。
貯法は定められていないが冷所が良いと思われる。