2017年10月6日金曜日

■健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条:厚生労働省健康局編

1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。

2.適度な運動、しっかり朝食、眠りと目覚めのメリヘリを。

3.良い睡眠は、生活習慣病予防に繋がります。

4.睡眠による休養感は、心の健康に重要です。

5.年齢や季節に応じて、昼間の眠気で困らない程度の睡眠を。

6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

9.熟年世代は毎晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠。

10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。

11.いつもと違う睡眠には、要注意。

12.眠れない、その苦しみを抱えずに、専門家に相談を。


2017年10月5日木曜日

■不眠症の種類

≪入眠障害≫
布団に入ってもなかなか寝つけず、寝るまでに3060分以上時間を要する。

≪熟眠障害≫
眠りが浅く、睡眠時間を十分にとっていても熟睡した感じが得られない。

≪中途覚醒≫
いったん眠りについても、翌朝起床するまでの間、何回も目が覚めてしまう。

≪早朝覚醒≫
本人が希望する時刻、または通常の時刻より2時間以上前に目が覚め、その後なかなか眠れない。


2017年10月3日火曜日

■血液の組成は!?

 血液は、大きく血しょうと血球に(細胞成分)に分けられます。赤血球、白血球、血小板など血液の細胞成分は、血しょう中を浮遊して、全身に流れています。血しょうは、水分の中にたんぱく質、脂質などが溶け込んでいる液体です。
 血液凝固に関連する物質には、血液を固める働きがある物質の他に、血液を固まりにくくする物質(抗凝固物質)などがあります。
 [参考] 血液量:体重の約1/13 (体重60kg⇒約4.5L)

≪血液≫
▼血しょう:55
・水分:91
・たんぱく質など:7% (アルブミン、免疫グロブリン、血液凝固因子、抗凝固物質)など
・脂質など:2

▼血球:45
・赤血球 (酸素を運ぶ)96
・白血球 (病原菌を殺す)3
・血小板 (出血を止める)1


2017年10月2日月曜日

■パラミジンカプセル(ブコローム)とワーファリン錠(ワルファリン)を併用する理由は!?

 ブコローム(パラミジン)とワルファリン(ワーファリン)を併用すると、ブコロームがワルファリンの作用を増大させます。
 ブコローム併用例でのワルファリンの投与量は非投与例の約半量であり、優位な減量効果を認めたという論文報告もあります。

【ブコロームがワルファリンの作用を増大させる理由】
・ブコロームがCYP2C9を阻害することによりワルファリンの代謝が阻害される⇒ワルファリン作用↑
・ブコロームがワルファリンとアルブミンの結合を阻害することにより、遊離型のワルファリンが増大する⇒ワルファリン作用↑
 


2017年10月1日日曜日

■不眠症の生活指導

【運動】
・定期的に適度な運動をする。

【食事・嗜好品】
・就寝前の飲酒や喫煙を控える。
・栄養バランスのとれた食事を13回同じ時間に取る。
・就寝4時間前以降は、カフェインの摂取を控える。
・夕食は就寝3時間前までに終わらせる。

【生活】
・趣味などでストレスを解消する。
・睡眠時間の長さにこだわらず、日中の眠気に困らない程度の睡眠を心掛ける。
・就寝時刻こだわらず眠くなってから床に就く。
・毎日同じ時刻に起床し、一定のリズムを作る。
・入浴時は3839℃のぬるめのお湯にゆっくり入る。
・朝の光を浴びる。
・昼寝をする場合は午後3時前に、2030分以内にとどめる。
・寝室を適度に暗くし、余計な音等が入らないようにする。