2017年5月11日木曜日

■インバスケット思考とは!?

  インバスケットとは、限りある時間の中で架空の立場になり、多くの案件をより成果が出るように処理するビジネストレーニングツールです。1950年代のアメリカ空軍から活用され始めた究極のアウトプットツールであり、現在は、日本の大企業の多くが管理職やリーダーの選抜ツールとして活用しています。
  インバスケットとは、直訳すると『未処理箱』です。上司や社長の机の上に置かれている、まだ決裁されていない書類などが入れられた箱のことです。メールに言い換えると、まだ開封されていないメールがたくさん入っている受信箱のことです。これらの多くの案件を限られた時間の中で、架空の立場になってより精度高く処理するビジネスシュミレーションゲームのことです。
  インバスケット思考とは、『限りある時間の中でさばききれない仕事がある状態』、つまりインバスケット状態の中で、より成果を出す仕事の進め方や判断方法のことです。
  インバスケットのトレーニングは、自分自身の課題を知ることができるだけでなく、大きな3つの効果があります。
  ①仕事の進め方が劇的に変わる⇒正しい優先順位設定ができる。
  ②トラブルが大幅に減る⇒本質的な問題解決力がつく。
  ③自信を持って判断ができる⇒正しい判断の方法が身につく。



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2017年5月9日火曜日

■輸液事故の発生要因

医療現場では、インシデント・アクシデントの最も多い項目は薬剤に関するものである。
要因は患者側・医療者側に大別されるが、医療者側の要因は下記によるものが多い。

1.知識不足
薬理作用、使用目的、効果、副作用などの薬剤の性質に対する知識不足

2.不適切な看護技術
注射時の誤り、点滴機材操作の誤り、看護技術の未習得

3.不注意によるミス
確認不足(患者の間違い、薬剤の種類違い、与薬忘れ、滴下の速度違いなど)

4.倫理的問題
・医師の患者説明における不備
・医師の指示内容に対する確認作業の怠り

5.看護管理の問題
・期限切れの薬剤や紛らわしい薬剤による事故、輸液中の転倒による事故
・看護師自身の健康状態によるミス
・医療チームの連携の不備



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2017年5月8日月曜日

■献血ノンスロンの投与速度は!?

成人では、100単位/(2ml/)の投与速度で投与する。
例えば、成人のDIC症例に1500国際単位(30)を投与する場合は、1530分の投与でOKです。
【用法・用量の抜粋】
本剤瓶を添付の注射用水(献血ノンスロン500注射用は10ml、献血ノンスロン1500注射用は30ml)で溶解し、緩徐に静注もしくは点滴静注する。




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2017年5月3日水曜日

■血友病とは!?

≪血友病患者数≫
日本における血友病患者数は、2015531日時点で血友病A 4986人、血友病B 1064人であり、合計6050人です。

≪血友病の疾患の概念≫
血友病は重症化すると出血を繰り返すため、生涯にわたり血液凝固因子製剤による管理が必要です。

≪血友病とは≫
▽先天的に血が固まりにくい病気である。
▽男児に多い。
▽凝固因子が正常の1%以下に低下すると重症となって出血を繰り返す。
・頭蓋内などに大きく出血すると生命に関わる。
・関節に繰り返し出血すると関節が損傷する。
     ↓
血液凝固因子製剤による障害にわたる管理が重要である。
適切な管理をすることによって、健常者と変わらない平均余命を保つことができる。



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■PD-1とPD-1リガンドとは!?

 PD-1は、主に活性型T細胞の細胞表面に発現している受容体であり、自己免疫反応を含む不必要または過剰な免疫反応を制御している。抗原提示細胞に存在するPD-1リガンドがPD-1に結合すると、T細胞の活性化が抑制され、免疫寛容がもたらされる。多くのがん細胞では、PD-1リガンドが発現していることが報告されており、PD-1PD-1リガンドの経路は、がん細胞の免疫回避において重要な役割を担うと考えられている。



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