2013年10月31日木曜日

■B型肝炎ワクチン『ビームゲン』接種にて、抗体ができる確率は!?

B型肝炎ワクチン『ビームゲン』を接種することによって抗体ができる一般的な確率です。
▼1回目接種:10%
▼2回目接種:50%
▼3回目接種:96.3%


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2013年10月30日水曜日

■トラムセット処方案

・トラムセット4T4×(投与間隔を4時間以上あけること)
※症状に応じて適宜増減するが、1回2錠,1日8錠を超えて投与しないこと。
副作用:悪心(41.4%)・嘔吐(26.2%)・傾眠(25.9%)・便秘(21.2%)・眩暈(18.9%)
吐気・嘔吐・眠気の副作用は、3~7日間で耐性ができてきます。
空腹時の投与を避けることが望ましい⇒気になるようなら胃薬の併用を。
吐気対策としては、ナウゼリンを併用する。
便秘対策としては、センナル・マグミットを併用する。
処方例)
・トラムセット     4T 4×
・ナウゼリン(10)  4T 4×食前・就寝前 7日分
※7日間程度で耐性を生じるため、薬を増量しない限りは7日処方でよい。
・センノサイド(12) 1~4T 1× 適時
・マグミット(330)  3~9T 3×  適時


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■リリカカプセル処方案

①腎機能が正常か確認(腎機能正常[クレアチニンクリアランス>60])
⇒腎機能が正常でなければ、適正量を計算します。
②リリカ(75)2C2×MA 7日分or14日分
副作用:傾眠(24.5%)・眩暈(22.5%)・浮腫(17.2%)
傾眠・眩暈の副作用は、3日間ぐらいで耐性ができてきます。

③再診時(1週間以上経過後)
・傾眠・眩暈などの副作用症状が気にならなかったら
リリカ(75)4C2×MA
・傾眠・眩暈などの副作用症状が気になるなら
リリカ(75)3C2×(朝1-夕2)
※年齢、症状により適宜増減するが、1日最高600mgを超えないこと。


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2013年10月28日月曜日

■タリビット点耳薬

・外耳炎、中耳炎に対し、菌を殺す抗生物質です。
・目薬と間違えないでください。点耳薬です。
・通常、成人は1回6~10滴を1日2回点耳します。
・点耳後は約10分間の耳浴(悪い耳を上にして、横向けに寝て、そのままの姿勢を保つ)を行いますが、症状により適宜回数が増減されます。
・使用する際の薬液の温度が低いと、めまいを起こすおそれがあるので、手で暖めるなどして使用時にはできるだけ体温に近い状態で使用してください。


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2013年10月23日水曜日

■創傷被覆材の種類

・オプサイト、デガダーム、パーミロール、サージット
Ⅰ度の褥瘡、骨突出部の摩擦・ずれ防止

・デュオアクティブET、アブソキュアサジカル
Ⅱ度の褥瘡、浅い創で浸出液が少ない

・デュオアクティブCGF、アブソキュアウンド 、ハイドロサイトADジェントル
Ⅱ度の褥瘡、真皮の創で浸出液が多い

・カルトスタット
皮下に至る創、肉芽増殖期、止血作用を促進

・ソーブサン
皮下に至る創、肉芽増殖期、止血効果を有する
 
・アクアセル
皮下組織に至る創、黄色壊死期後半~肉芽増殖期、表皮形成期
 
・アクアセルAg
皮下組織に至る創、黄色壊死期後半~肉芽増殖期、表皮形成期、抗菌効果あり 

・グラニュゲル
皮下に至る創、壊死組織に有効

【ハイドロサイト】
・薄型ハイドロサイト
※浸出液少ない時
 
・ハイドロサイトプラス
※浸出液多い時
 
・ハイドロサイトADジェントル
※表皮剥離しやすい時 


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