薬剤師の話

病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。

2017年3月17日金曜日

■1:29:300の法則(ハインリッヒの法則)

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 1 件の重大な事故の裏には軽度な事故が 29 件潜んでおり、さらに大事には至らなかったヒヤリ・ハット事例には 300 件にも及ぶと言われいます。  ヒヤリとしたハッとした事例 ( インシデント事例 ) を収集することは、同じ間違いを繰り返さないために非常に有効です。 ...
2017年3月16日木曜日

■先天性風疹症候群(CRS):妊娠前には風疹抗体検査をした方がよい!!

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・妊娠前半期の風疹感染によって、出生児に白内障や緑内障、心疾患、感音性難聴 (3 主症状 ) 、精神運動発達遅滞などが生じる可能性がある。発症率は、妊娠 4 週までは 50 %以上、 5 ~ 8 週は 35 %ときわめて高率である。 ・婚前の女性で風疹の羅漢歴やワクチン...
2017年3月14日火曜日

■風疹について

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・感染経路は、飛沫および接触感染であり、潜伏期間は約 2 ~ 3 週間で、発疹出現の数日前から出現後 5 ~ 7 日間は感染力がある。 20 ~ 50 %は不顕性感染となる。学校保健安全法では第二種に指定されており、出席停止期間は紅斑性の発疹が消失するまで。 ・約 ...
2017年3月9日木曜日

【説明上手になるための10箇条・説明が失敗する5つの要因・話が面白くない7つの原因・倫理的に話す3要素】

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■説明上手になるための10箇条 ・相手の理解度に応じて、わからせ方を工夫する。 ・相手の反応を確かめながら話す。 ・何が言いたいかを先に話して、その理由、根拠を説明する。 ・やり方・方法をわからせるには、まずやってみせ、その次にその理由を話す。 ・全体と関連付けて部分を...

■睡眠改善薬(抗ヒスタミン成分:ジフェンヒドラミン)販売時の確認事項

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▽鎮静成分や抗ヒスタミン成分を含有する医薬品の服用 ⇒成分が重複し、作用が強く現れたり、副作用が発現しやすくなる恐れがあるため併用を避けさせる。 ▽妊婦 ⇒新生児に口唇裂、口蓋裂が現れる恐れがあるため服用させない。 ▽授乳婦 ⇒成分が母乳...
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