薬剤師の話

病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。

2016年8月30日火曜日

■社会不安障害(SAD)の薬物療法

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SAD は、発症年齢が早く、長年に渡り日常の社会生活が障害されてしまうため、早期に治療を行うことが重要で、薬物療法を基本に認知行動療法を平行して行う。 【薬物療法】 ≪抗うつ薬: SSRI ≫ ・エスシタロプラム(レクサプロ) ・パロキセチン(パキ...
2016年8月28日日曜日

■ロピオン静注50mg5mlの投与スピードは!?

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できるだけ緩徐に静注する。 静注は、 1 分間以上かけて行ってください。 最高血中濃度: 6.7 分 半減期: 5.8 時間 ≪関連記事≫ ■投与速度に注意が必要な注射 ■投与速度に注意が必要な注射:抗生物質・抗ウィルス薬 ■投与速度に注意...
2016年8月26日金曜日

■社会不安障害(SAD)とは!?

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 社会不安障害 (social Anxiety Disorder : SAD) は、人前で不安や恐怖を過大に感じ、次第にその場面を避けようとする疾患です。発症年齢が 10 歳代半ばと早く、不安障害やうつ病やアルコール依存などの精神疾患が多く併存します。  長年にわたり日...
2016年8月24日水曜日

■ルンバールの適応と禁忌

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【ルンバールの適応】 ルンバールが適応となるのは主に脳疾患や神経疾患です。これらの疾患の発症時には、髄液の値(圧・蛋白・糖など)が変化するために、髄液を採取し検査することで、病気の判別を行います。なお、一般的に適応となるのは以下の疾患です。 ・髄膜炎 ・くも...

■ルンバールとは!?

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ルンバールは、腰椎部で行う脳髄液採取または検査のことであり、一般的には『腰椎穿刺』と言います。背中から腰椎と腰椎の間に針を刺し、脊髄くも膜下腔に存在する髄液を採取する手技であり、主に髄膜炎・脳腫瘍・くも膜下出血などの診断・検査に行います。 穿刺後に髄液の圧力を計り、糖や...
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