薬剤師の話

病院で働いている薬剤師が、薬や医療についての情報などを配信していきます。 講演や執筆依頼などは、rodvmaj@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡ください。

2013年9月30日月曜日

■脂肪乳剤は、基本末梢投与です。

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『脂肪乳剤って末梢から投与してもいいんですか?』 『脂肪乳剤ってCVの側管から投与してるんですけど、いいんですか?』 などたまに質問受けます。 ■脂肪投与量 ①必須脂肪酸欠乏の予防 成人では、10%脂肪乳剤100~200ml/日または500ml/週 ②エネルギー源と...
2013年9月29日日曜日

■栄養剤に水を混ぜて注入するといけないのは、なぜですか?

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▼原則的に、栄養剤は薄めないと考えてください。 栄養剤のみを先に注入してから、白湯やお茶はあとから注入するのが正しいという考えに最近はなっているみたいです。特に、お茶で栄養剤を薄めるっていうのは、栄養剤のたんぱく質と固まってしまってカテーテルを詰まらせる原因となったりするのでや...
2013年9月28日土曜日

■食欲を増進させる方法

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▼食欲低下の原因を調べる 食欲低下の原因は、栄養状態・食事・疾患・症状・精神状態・薬剤の副作用などがあります。 栄養不良状態では、食欲低下の原因にも結果にもなります。 食事の原因には、味が薄い・食事摂取不良による味覚異常・亜鉛やビタミンB郡不足などがあります。 疾患では、食べ物を...
2013年9月27日金曜日

■脂肪乳剤投与の役割

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☆脂肪投与の役割 ▼必須脂肪酸の供給源 リノール酸、α-リノレン酸、アラキドン酸 ・細胞膜の構成成分 ・プロスタグランジンの気質 ▼効率の良いエネルギー源 ・等質の約2倍のエネルギー(9kcal/g) ・等質の代替え ・糖質大量投与時の副作用軽減(高血糖、脂肪肝)...
2013年9月26日木曜日

■輸液の投与スピード

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■糖質輸液の投与速度 ∇グルコースの投与速度限界:5mg/kg/min以下 ・50kgの人に投与する場合、15g/hr以下=360g/day以下 ・1日輸液量2000mlとすると、糖質濃度は18%となる。 ∇血糖管理からみたグルコース/カロリー投与量の推奨 ・グルコー...
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