2018年6月13日水曜日

■エフィエントは投与量を増減してもいいの!?

エフィエントの用法・用量には、適宜増減の規定はありません。
増減による血小板凝集抑制作用への影響が見込まれますので、通常は増減しないでください。
増量では出血の危険性が高まるおそれ、減量では心血管イベントの発生など有効性が不足するおそれがあります。
ただし、添付文書の慎重投与のとおり、体重50kg以下の低体重の患者さんでは、年齢、腎機能等の他の出血リスク因子及び血栓性イベントの発現リスクを評価した上で、必要に応じて維持用量1日1回2.5mgへの減量も考慮してください。


参考:第一三共医薬品情報提供

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■ネキシウム懸濁用顆粒を水で懸濁させた後の懸濁液の安定性は!?

懸濁後は30分以内に服用するようにしてください。
ネキシウム懸濁用顆粒1包につき約15mLの水に懸濁し、使用時の安定性について検討を行った結果、30分間放置しても類縁物質の総量に変化は認められず、また溶出性についても影響は認められませんでした。
なお懸濁後は、顆粒が沈殿する可能性があるため30分以内に服用することが望ましいです。服用後、容器に顆粒が残った場合は、さらに水を加えて懸濁し、服用してください。



参考:第一三共医薬品情報提供

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